こんにちは。
神戸市北区にあるピアノ教室【tree音楽教室】です。
頭をふわふわ、やわらかくしてごらん
レッスンをしている時、私はたくさんのたとえ話を話します。
さて突然ですが、質問です。
「傘から雨がポタポタ落ちるみたいに弾いてみて」
「うさぎさんがぴょんぴょん跳ねるみたいに弾いてみて」
「空気のいっぱい入ったバスケットボールをドリブルするみたいに弾いてみて」
これはピアノの弾き方について例えていますが、どんな弾き方について説明しているのでしょうか?
答えは「【スタッカートの弾き方】についての説明」です。
【スタッカート】というのは音符を短く切って弾くという意味。
難しい言葉で説明すれば「音楽におけるアーティキュレーションのひとつ」などと書いてあります。
じゃあ、アーティキュレーションって何?
ここまできたら音楽の専門的なお話しになってきてしまいます。
そもそも、こんな難しい言葉を並べた所で生徒さんに伝わるわけがありません。
だから、生徒さんの想像できるような身近にある物事を使って例え話をします。
そして頭の中で想像力をいっぱいふくらましてもらうのです
難しく考えすぎると楽しくなくなっちゃうよ
今、質問で出した【スタッカート】でも色々な弾き方があります。
「ただ単純に短く切る」という事ではありません。
切る時のスピードや、長さ、音の強さ、など。
曲によって(場合によっては1曲の中でも)色々と変わってきます。
それを、ただ「短く」という言葉だけで伝えるのは難しいのです。
「もうちょっと短く!」
「さっきより強く切って!」
「ここは長めのスタッカートね。」
そんな風に言われて子供達は理解できるでしょうか?
先生の頭の中に出来上がっている音楽を子供たちに伝えるには、
子供たちの世界にあるもの中から例えを作る
のが一番です。
先生の世界に子供たちを呼びこむのではなくて、先生が子供たちの世界に入っていくんです
そうすると子供たちは頭の中でいっぱい想像の世界を広げてくれます。
ある生徒に言いました。
「たとえばね、傘から雨がポタポタ落ちるみたいに弾いてみて」
すると、その生徒さんはびっくりした顔でこう答えました。
「こないだ傘壊してしまって、穴あいてるねん。だから雨ポタポタ落ちてくるねん先生何で知ってるん
」
思わず大笑いしてしまった私
楽しいレッスンの一コマでした。
音楽を通してすてきなご縁があることを願っています
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