
読書メモ⑥星の王子さま
サン・テグジュペリ著
バラのわがままの正体
これも年季が入ってます。
現在は、色々な翻訳がされていますが、やはりこの慣れ親しんだ内藤さんのが私の中では一番しっくりきます。
正直、とても難解な本だと思います。
でも、難解さを感じさせずに、ここまでスラスラ読めて魅力的な本も、なかなか無いと思います。
「大人はかつて自分が子どもであったことを忘れてしまう」
本当にその通りだと思います。ただ忘れないとやっていけなかったのも、また事実かと思います。
子供の頃読んだ時は、バラがとてもワガママで傲慢に感じました。
ただ、年を経てから読み返すと、バラがさみしさから王子さまの気を引こうとしているように、読めました。
次に読むときは、また新しい発見があるでしょうか?
