※過去に訴訟で起きた出来事を思い出して記事にしています。

 

母から家族に相談したいことがあると連絡がありました。

 

実家に行くと家族が集まっていました。母は真面目な顔で家族にお願いしてきました。

母:「お父さんのB型肝炎訴訟をしたい。

  訴訟は迷惑かけないように一人でするから、みんなには同意してほしい。」

 

この話を聞いて、自分はポカーンとして、何を言っているか理解できませでした。

父は肝臓がんで亡くなったが、恥ずかしながらB型肝炎ウイルスが原因だと知りませんでした。

 

母は黙っている家族に訴訟する理由を説明してきました。

母:「A法律事務所のCMを見て、B型肝炎訴訟するぞって気持ちになった!

   和解できなくても、やらないと後悔するから!」

母:「お父さんはB型肝炎ウイルスに感染して、毎日つらい日々を送っていたんだよ。

   お父さんの無念を晴らしたい。そして、国に謝罪してほしい!」

 

家族は反対する理由がないので、母の訴訟を応援することになりました。

この日から温厚な母の顔から笑顔がなくなったように思います。