マイベースSpectorを眺める(比較) | 風景回廊scenicGALLERY~独断と偏見による視覚的美意識の創造と考察

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低音に我が身ユダネル日々在りき(笑)
創作活動の記録
なんとなく のほほん・・て、感じッス。


以前呟いた「メインベース並べてみた」、を

今回ちょっと掘り下げてみた

両方EUROメイドの量産型である

(USAのホンマモンは、とても庶民では手が出ず

その価格から おっそろしくてメインで弾き倒す事はムリwまぁEUROでも20~30万するけど)

言わずと知れたネッドスタインバーガー氏が家具職人の頃にデザインした至高の1品ですね

高校時代から憧れでした。ボディサイズが小ぶりで

まるでギター、日本人の為にデザインされたのではと思ってしまうぐらいジャストフィットです


NS-5C/FM

SSDは、stuart spector design再後期のモデル

97年製、

メイプル単板のボディウイング

EMG (40?)DC:プリアンプBT-S(9V)

control:1Vol、1balance、2tone(センタークリック有り)

34インチ ドットポジション、

Rosewoodフィンガーボード

オイルフィニッシュ

DRのラウンドワウンドネオン弦を使用してます


EURO-5LX

Spectorは、限定仕様のメイプル指板モデル

2012年製、

メイプル/ウォルナット/アルダーのサンドウィッチボディウイング

EMG (40?)DC:プリアンプtone bump

control:2vol(コイルタップ)、2tone(センタークリック無し)

35インチ クラウンインレイポジション、

mapleフィンガーボード

ブルーグロスフィニッシュ

D'Addarioのフラットワウンド弦を使用


ヘッドは 全長を合わせる為なのか

微妙に34インチのSSDがやや長い

SSDはオイルフィニッシュなのでマット仕上げ

Spectorはグロスフィニッシュで光沢あります



ボディシェイプも微妙に違う

35インチあるSpectorはPU ブリッジ共に下寄り

これによりスケール差があるにも関わらず

全長の差がなくなっている



ボディサイドから見ると

Spectorのサンドウィッチ構造がハッキリ見て取れる

ウォルナットの中層での使用はアクセントとしても良い感じ

このサンドウィッチ構造は音響的にどんな効果があるのだろう、古くはアレンビックの工芸品の様な美しさを思い出す

ちなみに 私見では、「音が良ければ全て良し」であるw



フィギュアドメイプルの杢目

SSDは模様にバラツキがあり、色々な杢目を見ることができる

割と大人しい

裏側の方がフレイム気味w

ちなみに、右側はキルトが出ている


Spectorは、美しいフレイムが浮いている

杢の厚みがあるので木目の立体感が美しい

裏側はアルダーで杢目は浮いていない


肝心の出音ですが

SSDは、EMGのとても素直な音で

エフェクタージャンキーの僕には、とても馴染んでくれます

Spectorは、メッチャ パワフルで出力もデカい

SSDにレベル合わせると 音割れしてしまうレベルw

ゴリゴリのロック向けだと思うのですが

何故かフラットワウンドを張るというw

Spectorのボディシェイプってインチキ アルコ奏法する時にとても良いのですよね

その時は 立奏用スネアスタンドで立てます


動画しかなかったw


今回は 2本のスペクター(ほぼ見た目)を比較してみました。

そのうち、個別に更に掘り下げて紹介する

、かもですw


#Spector #SSD #bass #スチュアートスペクターデザイン #ベース #比較