[止まらない者]と 呼ばれる狂気の女神の呟き棘完全に 抜けていない棘は、時々疼くもう、痛みはないただ、時々 疼くいつか、時が経てば棘も 愛しくなるだろうか今は、癪に障る存在ではあるがいつか、あることも忘れるか疼きも 身体の一部となるか時が経てば、いずれ解るだろうオルフェウス、貴方はどれだけの痛みを背負って生きどれだけの後悔を持って 滅したのかワタシの枯れた涙は、不貞の欠片を 駆逐するために全て、使うとしよう2人の姉妹と 共に