書家 片山諭志 オフィシャルブログ -9ページ目

   書家 片山諭志 オフィシャルブログ

      日常の思いや作品を載せています

本日は節分

 

 

節分といえば豆まきと

鬼が思い浮かびますが

 

そもそも節分とは何か?

なぜ節分に豆まきと鬼退治をするのか?

 

日本の生活文化でありながら

この事を知らなかった私ですが😅

 

先日、お不動さんへ参拝した際に

この節分行事について教わったので
今日はシェアさせて頂きます🙏

 

 

節分のとは「立春・立夏・立秋・立冬」の

前日の事ですが、段々と立春前日を
指すようになりました

 

節分の行事はもともと「追儺(ついな)」

という厄払いから始まった宮中の

年越し行事だったそうです

 

 

古来、冬の季節は陽ざしが弱くなって

自然の生命力も弱り人間の魂の力が

衰えると考えられていました⤵️

 

 

そこで、大晦日(旧暦で立春の前日)には

一年の罪や穢れを流し厄払いをして

生命の力を蘇らせてから新しい年を

迎えるようにしました

 

 

追儺は時代と共に「鬼やらひ」などと

言われて世間に広まり平安時代には

節分の行事として寺社や貴族の屋敷などで

盛んに行われてきた事が源氏物語などに

記されています🖌

 

 

ところで、人間に災難をもたらす

象徴である「鬼」とは一体どういう

ものなのでしょうか?🤔

 

 

頭に角があって腰には虎柄の腰巻

金棒を持ち人間に危害を加える

というのが現代のイメージ👀


 

 

鬼や神が出入りする方角が「丑寅」の

方角ということからこの風貌になったと

言われていますが

 

 

もともとは「隠」という字に通じ

姿の見えない得体の知れない

恐ろしいものでした😱

 

 

普段は隠れているけど、時折現れて

気概を与える鬼は時にはユーモラスな

姿や神の姿で現れることもあり
財宝をもたらせてくれる姿も

出てくるようになりました

 

 

鬼も改心すれば良い存在に

なりえるのです

 

 

また、外から来る悪いものと同じく

誰しも貪りや怒り・妬みといった

心の鬼を持っています

 

 

内側から蝕み災難を引き寄せる元凶です

 

 

外からの危害を追い払うだけでなく
自分の心に住む心の鬼を退治する事が
節分の最も大切な意味といえるでしょう🌟


 

 

そのためには自分の心の鬼を

理解し反省し正しい心へと

改心させる努力が必要なのです✨✊


 

 

以上

 

 

豆まきという行事ばかりがフォーカス

されますが、自分自身の心を見つめ直し

清く正しい心で明日の新年を迎えたい

ものです🙏😌

 

 


image
image
image