【礼を重んずる日本】 |    書家 片山諭志 オフィシャルブログ

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日本人の素晴らしい礼節



歴史的にこの「礼」について学んでみると

改めて日本という国が見えてきます



私達日本人は子供の頃から
礼を教わってきました



授業の始めと終わりに必ず行う挨拶



スポーツでも練習や試合の始めと
終わりに必ず礼を行う



特に武道の稽古は


「礼に始まり礼に終わる」


とされ道義を最も大切にしている


それは武道本来の目的が戦う事ではなく



和して共生すること✨


に他ならない



稽古ではお互いの成長を祈り
先生と生徒が相互に礼をする



お互いに敬い合うことで心が対抗的に
なることを戒め、自分本位にならなくなる



スポーツの世界では優勝した瞬間など
喜びが爆発して抱き合ったりしますが



柔道の大野選手
空手の喜友名選手
和歌山智辯学園野球部など



大舞台で優勝しても相手への敬意を
忘れず礼が終わるまで毅然としていました



その姿はとても美しくまさに真の勝者で
あると感じました😭




日本はかつては武力での戦いを避けるため
礼を尽くし道理を述べ合い戦わずに
済むように交渉していたそうです



また、戦いに敗れた相手への礼も尽くす

ために日露戦争ではロシア兵の慰霊祭を

行いロシアには慰霊碑が建立されています




現代では、社会的に下位の者が上位の者に
礼をする階級的なものが多いですが

本来の礼は常に相互に働くもの



師弟間、上司と部下、親子、夫婦、恋人
友人、兄弟にも敬意を示す🙇‍♂️

 


 

これは人と人が共存共生を図るため
日本が大切にしてきた作法

 

 

 

国民及び世界中の人が礼を尽くし合い

富める者と貧困者、強者と弱者、

幸福な人と不幸な人、敵と味方が
礼を尽くし合えれば世の中の問題は
ほとんど解決するのではないかと思います



私も日本人としての誇りを持ち

改めて礼を重んじた人間性を

養いたいと思います🙏😌