先日、高野山(和歌山)へ参拝に
行って参りました🙏
今回は3年ぶりで過去には
5回ほど訪問しています
もうかなり寒い(標高約800m)と
聞いてましたが快晴に恵まれ歩く
にはこの上なく清々しい日に☀️
そもそも何で高野山なのか、、、
高野山といえば真言宗の開祖
弘法大師・空海(お大師さま)
弘法大師は能書家で三筆の一人と称され
書の世界ではあまりにも有名です🖌
私は書を学び始めた際にその事を知り
弘法大師を学ぶには高野山を訪問する
事が一番だと思いそれ以降、何度も
足を運んでいます
弘法大師は今から約1,200年前にご入定
されましたが今でもこの世の平和と人々を
救うために祈り続けているとされ
ご入定されてからも毎日2回のお食事
(生身供)をお供えされています
お供え時間に合わせて今回もその様子を
拝見させて頂きました
弘法大師の御廟(お墓)は奥の院にあり
御廟まで続くおよそ2kmの山林には数万の
お墓が並び、高野山で最も霊氣を感じる
場所です
今回も森林浴を味わいながらとても清々しい
気持ちになれました
御廟橋から奥は聖域の中の聖域
この世とあの世の境界と言われています
もちろん撮影禁止、身なりと言動を
正して御廟へと進みます
お賽銭箱の隣にいるとお賽銭の音が鳴り
やまない位、参拝者が訪れていました
御廟周辺は弘法大師に最も近い所
今回は久しぶりだった事もあり
その場を離れずゆっくりしてきました
檀上伽藍、金堂、金剛峯寺にもご参拝
の襖画を現場で初めて見ましたが圧巻でした
以前、富山県美術館で拝見しましたが
また全然印象が違いました
夜は宿坊「大圓院」に宿泊
※ 高野山で泊まる時は基本
宿坊(お寺)になります
部屋は大変素晴らしく恐らく
一番良い部屋にして頂けました
精進料理もおいしく翌朝6時からの
勤行に参加させて頂き洗心しました
真言宗の理趣経、般若心経など50分の
お勤めの後に説かれたお話しでは
この世のものは全て消えて無くなるもの
無くなるものしかないのに人は
色々な物、事柄に執着します
人間の悩みや苦しみは全てその
煩悩から生まれると。。。
分かってはいるものの大住職からの
お話しにとても心に響きました😌
実は今回、高野山へ上がる前に
弘法大師に高野山を授けたとされる神
丹生都比売神社⛩と
弘法大師の母公のお寺である慈尊院にも
帰り参拝させて頂きとても充実した参拝に
なりました
私は書家としてだけでなく弘法大師が
伝え残された密教、智慧、真理
宇宙全てのあらゆるものの苦しみが
無くなくなるまで祈り続けるといった
弘法大師の大きな慈悲に
深く共鳴共感します
もし弘法大師が今の世の中を見たら
どう導かれるのか…
高野山には1,200年変わらない教え、
お作法、習慣、智恵が今もなお伝え
続けられ
全国から宗派を超えて弘法大師を敬い
帰依する多くの人が参拝に来られます
世の中がどれだけ発展しようが
人間の本質や真理は変わりません
民衆、貴族、将軍、大名まで多くの人を
魅了しカリスマ的存在として人に影響を与え
日本に多大な功績を残された弘法大師空海
経済・資本主義社会の中では学べない事、
気づかない事が聖地高野山にあると私は
思っています
私は今回も金剛峯寺の前にあるこの言葉を
見て弘法大師の大きな優しさと今生きる
私達へのメッセージとして胸が熱くなり
ました✨
高野山✨
また次回行ける時が楽しみです