私が想う書の魅力の一つが
「唯一無二」
大量生産大量消費の時代に
反するがごとく全てが一点もの
仮に同じ筆と墨と紙を使って同じ文字を
書いたとしても書き手が変わると文字は
全く異なることや
書き手の人となりと意匠の個性も
含まれるため
当然ながら選ぶ人に好き嫌いが生まれる
私は知人からの注文だけでなく
このご時世の流れのごとく
ネットからもご注文を頂いており
そのご注文の中で多いのが出産祝いや
我が子誕生の「命名書」です
ご両親が様々な想いを込められた
この名前を揮毫させて頂ける事は
書家の冥利に尽きること
決して文字数は多くないが
日頃、古典臨書で吸った真行草を
一気に吐き出す瞬間でもあり
命名書の制作は特に力が入ります 笑
先日制作したこの作品も
お子様の健やかなご成長に寄与する
事を心より願っています
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書のGIFT