字は口ほどに物を言う |    書家 片山諭志 オフィシャルブログ

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      日常の思いや作品を載せています

イベント書下ろしの時に使うサンプル作品(見本)を新たに制作。


サンプル作品はその時のベストのものを
作るようにしているけど、時間がたってくると
しっくり来なくなる。


字は美しくかっこよく書こうと思った時、
主張しすぎで逆にかっこ悪くなる。


筆に無駄な動きが出て、字にも顕著に表れる。


これが俗にいう字を見ればその時の心が分かるっていうやつ。


かといって気持ちを抑えて書けば字が生きず、単調なものになる。


今日は書いても書いても良いのができずかなり苦戦。


ようやく最後にできたものは、出来栄えがどうとかを手放して書いたもの。


大作を書いてる時もだいたい一番良い字になるのは、始めか最後だ。


明日は久々にCATVの取材。


個展のPRをしてきます。