五箇山和紙まつり |    書家 片山諭志 オフィシャルブログ

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2日(日)五箇山和紙まつりに行ってきました~。


今回、五箇山和紙の最高級「悠久紙」を使った
作品展示に出店させていただいたのがこの2点ッ。


書家satoshi

書家satoshi


和紙はたいてい楮(こうぞ)という植物の
皮から作っているんやけど、他の原料も
少し混ぜて作るみたい。



しかしこの悠久紙は、五箇山で自家栽培された
楮100%のみを使用して作られているんや。



水に濡れても破れにくく
1000年もつんやって!!!


昔の古文書が残っているのは
みんな和紙だったから。



だから、古文書の修復などには
悠久紙が使われているらしい。



色も漂白していないから1枚1枚微妙に違うし
時間がたてばたつほどに白くなっていく。



生産者の宮本さんにいろいろ教えて
もらってためになった~。



そんな宮本さんの手は
皮膚がボロボロやった。



そして世の中に「和紙」は山ほどあるけど
和紙もどき(パルプを混ぜたもの)が
ほとんどやって言われていた。



本物は見たり触ったりすれば
やっぱり違うね~☆