人生って
長いようであっという間なのかな…。
ここ数週間
時間を作っては
父のお見舞いで
病院に通っている。
母の時は、倒れてから2年間
仕事も家庭も二の次で
付き添っていて
きっと良くなると信じながらも
ずっと胸が張り裂けそうで
ずっと側に居なければと
そんな想いだった。
父とはずっと会っていなかった事もあるけど
忙しい日常の合間に少しずつ
最後の時間を過ごせている事が
本当に良かったと
本当に安らかな気持ちになっている。
日に日に弱っていく
父を見るのはもちろん
泣いてしまう事もあって
でも会って話をして
穏やかな気持ちで過ごせる事が
とても不思議で
とても心地よい時間。
私は気持ちを引きずってしまうから
そうならないように
父も母もちゃんとお別れの前に
時間をくれているのかなぁ。
きっととても身体は辛いと思うけど
二人とも本当に子供の事を
考えてくれてんだなーと思う。
でもよく考えたら私は49才。
ちゃんと大人にならなきゃ。
でも…
親が居なくなってしまう年令って
もっと早い人もいるけれど
まだ少し早い気もする…。
オットは年下とはいえ
まだ両親も祖父母も健在だしなー。
なんでこんなに違うのかなと
思う時もあるけれど
でもそうなのだから仕方ない。
だからこそオットと
一緒になったのだと思っている。
大切な家族と
大切な人と
大切な仕事と
大切な時間の
バランスを取りながら
こうやって見送る事は
本当に幸せで贅沢な時間なのだと思う。
きっとその時が来たら
大切な事は
何も書けなくなってしまうから
先に書いてみた。
令和に変わった今年。
そして50才になる来年は
きっと大きな節目になると思う。
いや、節目にしなくちゃと思う。