言葉って凄いなぁと思う。
『発する言葉が心に響く』
書いてしまうと薄っぺらくて
表面的だけど
これって凄い事だと思う。
同じ言葉でも
話す人によっても
話す状況によっても
全く違う。
『感動』って
発する言葉が
深く深く沁みて
普段は眠っている
身体の奥底の
いつもは感じていない
何かに触れて
心が動くことなんだなー
きっと。
そんな話し方をする人達が
娘の通うシュタイナー学校の先生。
毎回何故かとっても感動する。
話すテクニックでも
話す内容も
決して特別では無いけど
きっと口に出す言葉を
自分の身体と心に
しっかりと染み込ませてから
不純物を取り除いて
より純粋なものを
さらに人の意思で
音にしたような
そんな話し方。
何故こんなに
身体に染み込むような
話し方をするんだろう。
聴く人の耳ではなく
どうしたら
聴く人の身体の深いところに
染み込むような
話し方が出来るんだろう。
私はこの話し方を知りたくて
私もこんな風に話したくて
ここにいるのかなー
たぶん。
今日も午前中お仕事の後
急いで学校の集会へ。
忙しい毎日の中で
忘れてしまう事を思い出すような
そんな
自分に戻る時間。
今はいろんなところに
言葉はたくさんあるけれど
情報社会と言われるけれど
いつか私も
ちゃんと聴く人の
深いところに届く
そんな言葉を発する人になりたいな。