ミカエル祭 | Itsukiのブログ

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今日はシュタイナー学校の
ミカエル祭。

暑かった夏から
だんだんと冬に向かう

光と闇が同じくらいの
バランスになる

秋分の日あたりに行われます。


大天使ミカエルは
「ドラゴン退治」の話の天使としても有名。

夢のなかにいた幼児期が過ぎて
地上的になっていく2年生が
天界と地上の人とミカエルを演じ、

思春期が目前の高学年の

5年生が歌と笛の音楽を
6年生が全員でドラゴンを演じます。

10歳を過ぎた子ども達は
自分の中の悪・欲望・エゴの存在に
気がつき始めます。


2年生にとってはの初めての劇。

それまで何をするにも
クラスでみんな一緒だったのが
この劇では2人ずつ、3人ずつと
少人数での体験をします

そんな可愛らしい子ども達が
立ち向かうのは

大きな大きな恐ろしい
6年生のドラゴンDASH!

2年生から見ると
本当に大きくて力強いビックリマーク

今年は、娘は6年生なので
大きくて強いドラゴン役です。

ドラゴンは闇や悪の象徴。

自分の中に闇やエゴを感じるこの時期に
全員の足並みを揃えて
ドラゴンを演じるんですね。

ここの所、6年生は学校が終わってからも
全員でドラゴンを作っていたようです。

毎日あまりにも熱中し過ぎて
かなり恐ろしいドラゴンが
出来上がってしまって滝汗

2年生が怖がってしまい
作り直した模様あせる

ホントに大迫力でした^_^;

ドラゴンは悪や闇、
破壊の象徴でもあるけれど

ドラゴンが倒された後、
その血によって
この大地が豊かに生まれ変わります。

破壊と創造、光と闇。

シュタイナー教育は
決してキレイな事だけを
学ぶのではありません。


光に包まれるように過ごした
低学年から

人間の欲、悪、
エゴなどが芽生える中高学年、


人間の持つ性質の全てを学び

闇を悪と捉えるのでなく

清らかな部分だけで
生きるのでもなく


全てひっくるめて
人間なのだと

全てがバランスなのだと

そんなことを学ぶ学校のような気がします。


私は特定の宗教を持ちませんが

これを宗教だと呼ぶのなら
とても素敵なことだと思うのです。


そして…
やっぱり今年も感動して
泣いちゃいましたー😂