ねぇねぇねぇねぇ!!!!






上映館、都内4ヶ所とかウソでしょーーーーーーー!!!!




今日(とゆーか、もはや昨日)の夜は新宿でお仕事だったので、新宿界隈で観れるとありがたしと思って探してたら全然空いてない衝撃wwww


がぁーーーーん😱


とゆーわけで、仕方なく朝から東武東上線に揺られてイオンシネマ板橋まで行ってきたのである(がんばった)!


そして新宿に行きたすぎたのか、気付けば新宿方向(真逆ww)の電車に乗っており朝からてんやわんやしていたのである(いろいろがんばれ)!



アブネwww




そんなわけで、本日は遅ればせながら映画『人数の町』の見どころをご紹介していきたいと思いまーす!(日付変わってしまったけどもー!!!!汗)


と言いながら、いつものように初見なので、=可能な限り事前情報を仕入れず新鮮な気持ちで観たい主義なので、

例によって細部違っててもお許しくださーい!


れっつディストピア!




【作品紹介】
借金返済が滞り、取り立て業者に追われていた蒼山哲也(中村倫也)。窮地を救ったのは、黄色いツナギを着た謎の男・ポール(山中聡)だった。「居場所を与えてやる」と言われて連れてこられた巨大施設・人数の町。施設内のルールブックであるバイブルと「自由と友愛の証」であるパーカー、そして個室と部屋番号の書かれた紙が与えられ、衣食住が保証される。
戸籍も名前も持たない住人たちは「デュード」と呼ばれ、お互いを「フェロー」と呼び合い、黄色いツナギを着た「チューター」たちによって管理される。
住人のひとりで謎の美女・末永緑(立花恵理)に町のルールを教わりながら新たな生活に順応しつつあった蒼山だったが、行方不明の妹を追って町に入った木村紅子(石橋静河)の存在が蒼山の心に僅かな疑念を芽生えさせ……。

フェンスで囲まれた謎の町に隠された重大な秘密とは。

そこは楽園か? それともーー。



(なぜかエセ予告編風w)




はい。



蒼山さんが微妙に堕落した火曜日くんに見える不思議ww


デュード同士は町の中で出会うと「Hi、フェロー。あなたの●●が●●ですね」と相手のことを褒める決まりがあるのですが、蒼山さんの他人を褒めるセンスは、こちら!!笑






「Hi fellow. あなたの……鼻の穴の形が素敵ですね」






いや、もっと他にあるやろww







蒼山さんの天然ぶりにずっこけるww





それにしても、
ディストピア物語好きなわたしにとっては好物な世界観だったーー🎶



自由、愛、平等、生きること。



なんかいろいろあった気がするけど、
個人的には「考えろ!」がテーマだったように思うなぁ。

最近最終回を迎えて、ものすごい盛り上がりを見せていたTBSドラマ・MIU404でもフェイクニュースやSNSでの情報拡散がトリックに使われていたけど、それと同種の問題提起を感じたなー。

テレビから垂れ流されるニュース、街中で見かける行列店、SNSを介して飛び交うクチコミ。


ーーほんとうに?



見えているはずの世界のどこまでがほんとうなのか?



何か迫ってくる不気味さを感じる表現が秀逸で、



闇と狂気を感じるwww



演者さんが不気味不気味言ってた理由がわかる気がするー。



恋愛の描き方は、もうちょい丁寧だと良かったかなーと思ったけど、映画全体にずーっとどよーんと漂うこの言い知れぬ不気味さは素晴らしいのである!(不気味さが素晴らしいってなんだww)



実は現実世界で今も起こっているのでは?
と思わせてゾクっとさせる感じ。
いいよね!!


欲を言えば、もうちょっと蒼山さんの、町に来る前の人生というか背景を教えて欲しかったなー。



そもそもユートピアはギリシャ語で場所を意味する「topos」の派生語「topia」に、打ち消しの「ou」がついた「ουτοπία」が語源、つまりどこにもない場所を意味する造語であるわけですが、


人数の町は、人によっては、ある意味楽園でもあると思うので、それを肯定する価値観もありだと思うんだけど(でも年配の人がいないのこわい。。)、



じゃあ行く??



って聞かれたら、







ぜっっったい、行かない……(・Д・)






なんか昔読んだ本で、
こっちの世界で死んだことにして楽園の島に行ける、みたいな話で、でもそこに行き着いた人たちはしばらくすると泣きながら泳いで島を脱出する、みたいな物語があって。

楽園では働かなくても良くて衣食住が保証されて、
でもある日「あの上司の怒鳴り声が無性に懐かしくなるんだ」みたいなことを言うんだけど、こっちの社会ではもう死んだことになってるのでもう戻れない、、という。

何の本だったか忘れたのでどなたかご存知の方教えてくださいって感じなんですがww

タイトル全く思い出せないあの話に似てるなーって思いつつ、この映画もいろいろ考えさせられるお話だったなー。


一時的な避難シェルターだったら奇跡の町なんだろうけどなー。
いやでもダメだな。街を成立させてるシステムがそもそもいろんなモラルと常識をぶっちぎってるもんな……怯。



こわいなーと思ったのは、




あの町、やり直すことができないんですよねぇ。




蒼山さんは、フェンスを越えた先に何が見えたんでしょうか。



あ。


フェンスで囲われていたのはどちらの世界だったか、という論点で見てみても面白いのかなぁーって思ったりしたなー。




とにもかくにも、






頑張って生きよう……。








とよくわからない感慨が込み上げる素敵な作品でございました(ややメンタルやられるけどw)



あ、そうだ!
冒頭のリモート舞台挨拶映像にめちゃ癒されるので、こちらも必見。
(倫也さんがいつもどーり、ニュートラルに倫也さんで大変愉快だったww)


個人的に意外だなーと思ったのは場所柄かもしれないけど、
映画館で年配の男性がお一人でご覧になってるのをたくさんお見かけしてちょっとビックリしたり嬉しかったり。

倫也さんのファン、、、ではないよなぁ。。

でもわたしの近くのお席でご覧になってた老紳士は、舞台挨拶の倫也さんの言葉にバカウケしていたが。




とまあ。




なんかいつもどーり脈絡がないけれどww





まだご覧になってない皆様、
上映館少なくて観に行くの結構大変かもしれませんけど、面白い(というか興味深い?)作品に仕上がっておりますので、


是非是非ご覧下さいましー♡



わたしは明日締切の原稿が2本まだ終わってませんが今日はもう疲れ果てたので寝まーす!



おわーる。