おはよーございますっ!!

明日からは4連休の方も多いのでしょうか??

幻のスポーツの日が何だか切ない………

しかも4連休は天気悪い上に、東京はまたも外出自粛ですねぇ。


そんなときは、静かでほっこりするドラマでも観て精神統一を図りませう(統一はできないww)! れっつほっこり🎶


とゆわけで本日はこちら!!
語呂が『屍人荘の殺人』に似てる『双葉荘の友人』ですが、ゾンビは出てきませんのでご安心をwww

有名作で強烈な作品が続いたので、
今回は癒しをお届けしまーす!!笑


ゆるふわ可愛い倫也さんを拝める(が、声は聞けないww)物語♡


すごーく静かに淡々と進行する物語なので(私はそこがこの物語の本質でもある気がして、とっても好きなんだけど)。

2日ぐらい寝てない日とか、
めちゃくちゃ疲れた夜に観ると………


たぶん寝落ちできると思いますww



が!!


寝ちゃった人は翌日是非リベンジくださいwwww


【作品紹介】
街を一望できる高台に位置するテラスハウス・双葉荘(築27年!)。
川村正治(市川隼人)と、その妻・美江(臼田あさ美)は、やたら調子のいい不動産会社とやたら偉そうな大家の言動に多少引っかかりを覚えつつも、結局双葉荘に引越すことを決める。
隣家の八井沙希(やつい・さき/陽月華)ともすっかり親しくなり、順調に新生活を送っていた2人だったが、カルチャー雑誌編集者の美江が副編集長に昇格する一方、正治は仕事でミスを連発。今一つ情熱を注げない舞台監督の仕事に限界を感じ、ついにライターへの転身を決意する。

こうして双葉荘で過ごす時間の増えた正治は、ある日そこにいるはずのない不思議な男性の姿を目撃する。驚いて目を瞠る正治だが、男はそのまま消えてしまう。

この奇妙な遭遇をきっかけに、家の中で度々彼の姿を見かけるようになる正治。姿は日に日に鮮明になり、次第に彼の生活空間まではっきり見えるようになる。お互いの音が聞こえないため、自然と筆談での交流を深めていく2人。
倉田誠司(中村倫也)と名乗るその青年は妻と二人暮らしの画家らしく、どうやら27年前の同じ日を生きている双葉荘の住人であることが判明するのだがーー。


はい。

人間に出会ってあんなに可愛く驚くオバケがいるなら是非一度お目にかかって友達になりたい(オバケ嫌いどうしたww)!!

キュートが過ぎる2人の出会いのシーンは、可愛すぎて赤い実ハジける(意味が違うw)ww(『赤い実はじけた』ってまだ国語の教科書に載ってんのかなww)


そうそう、主役夫妻が終始いちゃいちゃバカップルなので、ささくれだった心で見ると冒頭15分で心折れると思うけどww(わたしだけ?笑)

大丈夫!
後半は結構ギスギスして大喧嘩始めたりするから、「いいぞ、もっとやれww」というシーンも結構あるよ♡(違)

いやでもほんとに心を鎮めてww 最後まで観ていただけたら、女性監督(平松恵美子監督です)らしい丁寧な描写で、切ないけどポカポカほんわかできる素敵な作品に仕上がっておりますので是非ご覧あれ!!

物語としての意外性はないので、勘の良い人は倫也さんが出てくる前にww あらすじが全部読めちゃうかもしれませんが。笑
でも何だか変に奇を衒ったりせず、細かい伏線をしっかり回収して最後まで綺麗にまとまめ上げている感じが、地味に凄い!(校閲ガール!違)と思いました。

このとても静かで、登場人物の優しさが際立つ透明な世界観が、凄く好きだったなぁ。

川崎クニハルさんのこちらの脚本は、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作なのだそうで! さすが!!



見どころ!

誠司さん、1時間56分の作品中、なんと一言もしゃべりませんww

とゆーわけで、すべて動作と表情のみの演技なのであるが。



か、かわええ………!



可愛さが尊すぎてじっとしていられないっ!!!!悶

驚いたり、悲しんだり、からかったり、喜んだり。
心の機微が表情や仕草からすごく読み取れて(とゆーより滲み出てて)


可愛さ際立つっ!!!!


声フェチの私が言うんだから皆さん大丈夫!(何が?笑)


声を聞けなくとも最高に楽しめます!!


むしろ話し声や笑い声が聞こえてくるようですらある不思議。




和む。



壮絶に和む(日本語w)




絵に真摯に向き合う誠司さん(東京藝大油彩科卒の天才!)の姿勢に刺激を受け、正治さん(慶應大学文学部卒の秀才!)のライティングにもどんどん魂が宿っていくのですが。


なんかいいなぁ。
そういうのいいなぁ。



そして作中語られてますが、絵で食っていくのはさぞ大変なことでしょう。。

私は画家一族に生まれた稀有なお友達がいるのですが、その人がぬるっと「会社辞めて芸術と心中したい」と言った時に人生で初めてぐらいブチギレた経験がありますがww(友達ごめんw)

夢を追いかけるのって大変だし綺麗事じゃないし大切なものも色々失うものだと思うので、心中してもいいというその心意気は大事だと思うのだけど、なんかそれを聞いたときの薄っぺらさに猛烈に腹が立ってブチ切れたのだがw
でもキレる権利なんかなかったなーと、これを観て反省するなう。
勝手に本気じゃないって決めつけて同じ道を進んだ人を馬鹿にしてると思ったけど、そんなのわたしが断じることでは全然なかったのである。

わたしも美江さんみたいにその子の夢を応援できたらよかったな。



反省終わり。



それはさておき。


ネタバレせずに多くを語るのは、
かなーーーり、難易度が高いwwwww


のですが。


とりあえず、凄く悲しいことが起こる。


のだけど。




ラストのラスト、
表題に繋がる一言(厳密には台詞ではない)。


それがなんかどーしよーもなく、
じわーーーーーって込み上げてくる温かさがあって、

(それはたぶんそこまで丁寧に描いてきた人物像と思いが言葉に説得力を持たせていて、このシーンの静かな迫力になってると思うのだけど)


そこがめちゃくちゃ良かったなぁ。




完全なハッピーエンドじゃないから、
胸は痛むのだけど。


派手さはないし、
意外性もないけど。


愛しい作品だったなぁ。




あと全然関係ないけど、市原隼人さんのヘルツ高めのエッジボイスが妙にツボだったww
(発声独特ですよね!でもそこがいい!)

倫也さんの柔らかな声とはまた全然違うけど、市原さんもとてもいい声だなぁ。


そして結局倫也さんの声が聞きたくなるやーつwww



よし、中村さんちでも見るぞー♡



おわる。