夏ですね★
夏といえば、ホラーですよね★
なんで夏ってホラーなのかな★
今回はドラマ『クロユリ団地〜序章〜』のご紹介です★
まず!!
私がこのドラマを見るにあたってどれぐらいの勇気を振り絞ったか、
誰にも聞かれてないけど力説したい!!!!
ので、わたしの青春の主張(違)がどうでもいい方は(え? みんな??笑)、
さくっと作品紹介まで読み飛ばしくださいw
(超絶長いのでwwww)
★★青春の主張ゾーン★★
私はホラーが大嫌い!!
特に日本人が手掛けた日本のホラーなんか、
大大大っ嫌いだーーー
(日本人はホラー作る天才だと思う)
夏になったら映画館で突然流れるホラー映画の予告編にどれだけ泣かされてきたことか!!!!!!!
(次のCMはホラー映画の予告だよっていう予告をまず流せ!!と主張したい!!)
VRのホラーを友達と見る羽目になっては(ホラー怖いからやだとか言えないからさー)VR用の眼鏡を微妙にピントが来ないように設定しつつ目を開けない!!そして終わった後に適当に話を合わせる!(わたしの得意技!)
お化け屋敷に行く羽目になっては、「あっちのやつ乗りたいから行ってくるー」とか「ジェットコースターで酔ったので飲み物飲んで待ってるわー」とか適当な理由をつけて、お外で全力待機できる段取りを組むのである!
………何という健気な努力!(自画自賛)
いいよもう。
ぶりっこと思われようが、
みんなに嫌われようが知るか。
何とでも言ってくれ。
私はホラーがダメなんじゃーーーーー!!!!!!!!
あれは遡ること早十数年!!
家族の嫌がらせで何気なくビデオをオンにした瞬間に録画された(!)映画『リング』が流れたあの日から!!!!
ホラーは絶対に見るまいと!!
(あの映画って、録画されたあのビデオを見せると、見せた人は救われて見せられた人は殺されるっていうおぞましい話なんだぜ)
堅く心に誓ったのであります。
私がその後、一体何年テレビのある部屋に一人きりでいられなかったかというと本当にまったくこれで1本論文書けるわ!!!!!!!
許すまじ、親!!!!
……しかし中村倫也さんが出てるなら見たいじゃん?
中村倫也さん愛とホラー嫌いを日々天秤にかけまくり。
倫也さん愛 > ホラー絶対見れない恐怖症
僅差で愛の力が勝利したwwwwwww
で、やっと再生ボタンを押すことに成功したんだよ!!!!(褒めて!!せめてホラー嫌い仲間と沼仲間の人は褒めて!!!!)
ーー以上、青春の主張オワリ。
★★★★★
とりあえず1周目。
画面を完全に伏せて音声だけで視聴wwwwww
2周目。
怖そうな場面は画面を伏せて視聴。
3周目。
怖そうな場面は画面を伏せて視聴(←限界w)
とゆーわけで、一部見てないシーンもあるけども!!!!
そしていろいろ裏どりしようとしたら怖い画像や動画いっぱいで心臓止まりかけたので、記憶を頼りに雰囲気で書きますすみません!!!!
そして以下完全ネタバレ(※登場人物の生死に関わる言及や物語の根幹に関わる重大な秘密の暴露あり)なので、見てない方はご注意くださいまし。
【作品紹介】
見るもいかがわしい陰鬱な集合住宅・黒百合団地に引っ越してきた渡部一哉(中村倫也)&小夜里(須藤温子)夫婦。団地の近くには献花が供えてあったり行方不明者を探すポスターが掲示されてあったりと何やら怪しげな雰囲気満載で引越し早々不安にかられる小夜里。扉を叩く音がして玄関を覗いても誰もいない、向かいの家の奥様(飯田さんだったかな汗)に引越しのご挨拶に行っても「なんでわざわざこんなところに引っ越してきたの」と言われるなどなど、不可解な出来事が続く。
そんなある日、小夜里は雨の中、一人公園で遊んでいる幼い少年を見つけ、不審に思って声を掛ける(掛けちゃダメだ………)。
彼はミノル(子役くんの名前わからんごめん)と名乗り、「お腹どうしたの?」と小夜里が妊娠していることを言い当てる(この時まだ妊娠3ヶ月)。彼と関わる度に著しく体調を損ない病院に運ばれる小夜里。奇妙な言動が増え、体調が悪化する一方の小夜里を心配する一哉は、ミノルくんがかつてこの団地で不慮の事故で亡くなった少年だったことを知る。そんな折、小夜里が入院している病室近くでミノルらしき少年を見かけて思わず後を追う一哉。
そして舞台は病院の屋上へ(ああああ、もうダメだぁーー)
そこに病室で寝ているはずの小夜里が現れ、
「寝てなきゃダメだ!」という一哉の静止を振り切り、誘われるようにミノルの手を取り、飛び降りを示唆(だめだめだめだめーーー)。
一哉は、小夜里とお腹の子どもを守るために、ある決断をするーー。
見どころ。
ミノルくんも小夜里さんも目がこあい………
見どころはやはり第8話の終盤ですかね!
ミノルくんに手を引かれて飛び降りようとする小夜里さんに「行くな!!」と呼び止めるシーン。
「………俺が一緒に遊んでやるから!!」
とミノルくんに哀願する一哉さん。
切迫した声色とぱたぱた零れ落ちる涙に、なんかもうこっちが泣きそう。。
実は夫婦は一度流産を経験しており、当時父親になることへの不安から流産を少なからず喜んでしまった過去がある一哉さん。この一連の件でその事実を猛省し、再度の妊娠をなかなか言い出せなかった小夜里さんの思いも知って今度こそちゃんと父親になろう!と決意したさなかの出来事でした……。
ミノルくんに出会って小夜里さんが(はじめて)倒れた日、一哉さんは彼女と一緒にいることができずに小夜里さんをひどく不安がらせてしまったのですが、このシーンの伏線をラストで回収。
小夜里さんを振り返って「ずっと一緒にいるから」と微笑む一哉さん。
うわーん、待ってーーーー!!涙
そしてミノルくんは一哉さんを連れて行ってしまうのでありました。。。。嗚呼無情。
そんな悲しいことありますか………。。。
幽霊になった一哉さんは最期に宣言した通り、その後も小夜里さんを抱きしめ、いつも近くで見守っていてくれるのですけど………
そんな悲しいことありますか………?!(2回目)
一瞬、「あれ、これある意味ハッピーエンドじゃね?」と思ったのですが、んなわけねぇ。
幽霊じゃ一緒にできないことたくさんあるよ………涙
ミノルくんはこの結末に満足したのかな……。
ホラーの深淵。
きっとみんないい子で、
ただ幸せになりたかっただけなのに、
なんでこんなことになっちゃったんだろう………
という感情が渦巻く……。
ホラーには救いがない。
東京には空がない(関係ない。)
いや、あの夫婦には一欠片の救いはあったんだけども!!
(東京には空がないけど!!)
ミノルくんだって救われないじゃん。
映画では成宮くんがミノルくんを救ってくれるんだろうか……そうだといいな。
(誰か映画の結末教えてwww)
こちら、秋元康大先生の企画なんだそうで。
(脚本は違う方ですが)
妻と子を守る旦那さん、素敵やん。
(しかし、自己犠牲の精神はあまり美化しすぎたくはない)
一哉さんの人間的成長も、素敵やん。
それにたぶんホラー好きの方からしたら、「え、これホラー??」となるぐらいの、
「あんまり怖くないヒューマンドラマ」という評判通りな作品だった気がする!!(←怖いシーン見てないからなw)
そういえば。
個人的にはこの一哉さんは、過去倫也さんが演じられたどの役にもカテゴライズされない雰囲気とお人柄で、なんかやっぱり倫也さん凄いなってリスペクト値、爆上がりな作品でした。
さて。
ノーベル 頑張ってホラー見たで賞。
もらえるかな。もらえるよね。
おわる!!