「……チャンミン……泣いても暴れても、誰も助けには来ない……君は、明日から私の愛人だ………今日は、ゆっくり寝なさい……何も考えないで……」
チョンさんは、僕の頭を撫ぜてくれる
頭は、考える事を拒否し、身体は鉛のように重い
寝ろと言われて、寝れるかって思ってたけど
手のひらの温かさに、だんだん僕は瞼を閉じた
「……いい子だ、チャンミン………おやすみ」
そのまま僕は、朝まで寝てしまった
朝目が覚めた時、昨日の事が嘘なら良かったと
思ったけど、部屋はやっぱり僕の部屋じゃなくて
ホテルだったから……朝から溜息をついてしまった
あっ!と思い、周りを見ても居ない
ベッドから起き上がり、リビングに行ってみても
チョンさんは、何処にも居なかった
ソファーに座り、頭を抱えていたら
僕の携帯が、何処かで鳴り響いた
荷物がある、寝室に戻ってみれば
枕元に携帯が置いてあった
慌てて出てみれば、
「おはよう、チャンミン……よく眠れたかな?」
「あっ……おはようございます……あの、どうして番号を?」
「あぁ、悪いと思ったが、勝手に番号登録したから……今日は、朝から忙しくて、君を起こしてる暇なかったんだ………悪かったね」
「そうですか……わざわざすいませんでした」
「夕方にチャンミン……君を迎えに行く……それまでは、好きに過ごしなさい……それじゃ、夕方に」
「……はい、分かりました」
好きに過ごせと言われても、出かける気にもならなかった
だから、チョンさんが迎えに来るまで、1人ホテルの部屋で過ごした
今、僕がしなきゃいけないことは、何なのかを考えながら……
辛すぎる!
昨日、一夜明けたら凄い事になってて
どうか、どうか、ご無事で
雨が降る予報なんですよね?
2次、3次被害が、ありませんように


