その日から私と彼は毎日LINEをするようになった。
蛍デートは今週の日曜日!
夜になると私はキャバクラに出勤する。
彼「今日お店おる?」
私「おるよぉー!でも、お店来なくていいよ!」
彼「忙しいの⁇」
私「普通♪日曜日会えるから来なくていいよ♪」
私はもう、彼をお店に呼ぶ気もない。
一生懸命働いたお金をキャバクラで使ってほしくないって思うようになっていた。
もう、私の中で彼はお客さんではなくなっていたのだ。
それでも、お店に突然現れるのが彼だ。
ボーイ「みきさんVIP指名です」
席に行くと彼が4人で座っている。
VIPのドアを開けると従業員さんと楽しそうに話してる彼《何でおるねんw》。。。
私「来なくていいって言ったよね?笑」
彼「いや、従業員がどうしてもカラオケ歌いたいって言うから」
私「ぢゃぁ、ただのカラオケ行ったらいいのにw⁇デートプラン考えた⁇」
彼「うん!蛍キレイな場所見つけた!ご飯屋さんも調べて予約したよ♪」
私「えっ⁇もう、予約もしてくれたん⁇ありがとう!」
ニコッて可愛い笑顔。
出会った時のひねくれ坊主とは別人。
そのギャップに私はもうどんどん惹かれていた。
お店を出た彼からLINEがきた。
彼「みきさん。俺本当にブレーキかけないとヤバい」
彼も私のこと気になってくれてたんだ…