こんにちは!6期石田です!(*^^*)

 

今回は、11月13日から11月17日まで、5日間にわたって開催した

「エコキャップ週間2017」

について、報告します\(^o^)/

 

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■エコキャップ週間をざっと説明すると…

 来場者の方からキャップを抽選券代わりに受け取り、抽選をしてもらって景品と交換するイベントですニコニコ

 

 

■イベントコンセプト

 

1 啓発活動。

「Treeというボランティア団体がペットボトルキャップの回収活動を行っている」

「キャップはリサイクル業者に引き渡され、様々なリサイクル商品になり、その売却益がワクチン寄贈団体に寄付されることで、途上国の人々にワクチンが届く。キャップ800個でワクチン一本となる為、回収に協力することで人の命を救うことが出来る」

「実は多くの学生・大学職員がキャップ分別に協力している」

これらの事実を出来るだけ多くの人に知ってもらい、エコキャップ週間中だけでなく、エコキャップ週間終了後の持続的なキャップ回収に繋がるようにします。

 

2 来場者の「笑顔」。

Treeの理念でもある「笑顔」を大切に、来てくれた方にイベントを楽しんでもらいます。


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3 キャップ分別の日常化。

学校外の日常生活の中でもキャップを分別しリサイクルに協力するように呼びかけます。

 

■反省点

 総来場者数は932名と前年比+98名増加しましたが、目標の3000 名には遠く及びませんでした。

 目標を3000名に設定した理由は、例年エコキャップ週間を行うに際し、1つ大きな問題があり、協賛品を現金化してそのままワクチンに寄付したほうが、より多くの発展途上国の子どもたちの命を救うことができるという矛盾の存在にあります。

 この矛盾を解消するためには、より多くの人々にエコキャップ週間に参加して頂く必要があり、今回は過去例がない段階、つまりは総来場者数3000名を目標に設定しました。目標の3000名には遠く及ばなかった原因にエコキャップ週間の知名度不足があるのではないでしょうか、6年前のエコキャップ週間では5日間の総来場者数は1900名と今年度の約2倍を記録しています。

元来、エコキャップ週間は初日の客足が鈍いですが、初日の客足時点で約2倍2011年度が多いと差がついています。

これは元々の知名度、及び広報力の差でしょう。

そもそもエコキャップ週間の目的の1つには、エコキャップ運動をより多くの人に知ってもらうというものがあり、これを満足させるためには今年度の来場者数では圧倒的に足りません。

今年度は、ビラ配りは勿論、三角ポップを作成し、弊学食堂にて1週間設置を行いました。しかし、それでは不足していました。

来年度は、より早い段階でエコキャップ週間知名度向上に向けた活動を展開していきたいと思います。その為に、具体的なアイデアを7期生(来年度3年生)が入会した時点で、集めていかなければなりません。

 また、前日の来場者数やキャップ回収の成果を公開、掲示してはどうかということが反省会にて挙がりました。

現状のエコキャップ週間は、ただ来場者にペットボトルキャップをご持参いただいて、抽選に参加するという単方向的なイベントに陥っています。

これを打開すべく、今後は前日の来場者数やキャップ回収の成果を公開することで、ワクチンを発展途上国の子どもたちに提供するという目的のもと、来場者と運営が一体化して、エコキャップ週間を創り上げられたらと思います。

 

■来年度にも引き続きたい点、良かった点

 まず、景品が豪華であった点と、週間中盤より行った、2個の交換レートが来場者にとって易しい点です。

 これは、当イベントのコンセプトである、来場者の「笑顔」を満足することができたのではないかと思います。来場者の「笑顔」を満足させることは先に述べたエコキャップ週間の知名度向上のために必ず大事にしなければならない点だと思います。

 

「エコキャップ週間はどうやら楽しいイベントらしい」

「よし、では私もエコキャップを集めてみよう」

と、良い噂が噂を呼び、好循環を作り上げられたらなと考えております。また、エコキャップ週間のコンセプトのうち、最重要と言ってもよい、啓発活動、持続的なキャップ回収にも繋がると思います。


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【 感 想 】

 

■イベントで学生の意識を変えたい!

 エコキャップ運動には以下のような批判があります。

エコキャップを回収して換金して得られるお金よりも、エコキャップの輸送費のほうが費用がかさみ、それならば輸送費をそのまま寄付した方が効率が高い。

確かに、以上の批判はもっともです。

しかし、単純に効率の問題で片付けてよいのでしょうか?私はエコキャップ運動の真の意義は、世界には予防接種を受けられない子どもたちがいて、彼ら彼女らの存在を認識することにあると思います。

つまりは、エコキャップ運動はそれ自体が目的ではなく、運動を橋渡しにさらなる支援に繋げられれば…と思うのです。

そのような意味では、エコキャップ運動は決して無意味なものではありません。

エコキャップ週間の企画責任者を務めさせていただいた私は、このイベントで少なからずの学生の意識を変えられたと信じています。確かに遠回りであろうとも、エコキャップ週間によって、更なる支援に繋がるでしょう。


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■エコキャップ週間の理念に共感してもらえた喜び!

 来場者さまに景品をプレゼントする以上、エコキャップ週間を語る上で欠かせないのが、景品をご協賛品としてくださる企業様の存在です。

私たちTreeは会員の中で有志のチームをつくり、100社以上の企業さまに協賛のお願いをしました。

ご協賛をお願いする中で、私たちの理念に共感していただいたときの喜びは、決して忘れることのできないものでした。

確かに批判の多い、エコキャップ運動ではありますが、私たちの行っている運動は間違っていないとの確信を与えました。

 

■全体を通して

 総来場者数932名

総キャップ回収数約19000個

今年度エコキャップ週間は、昨年度と比較して来場者数、キャップ回収数共に増加した。食堂に三角ポップを30点配置したり、Twitter等での広報を強化したりした結果、来場者数は増加しました。

しかし、目標の総来場者3000名には遠く及びませんでした。

原因は、知名度に因ると思います。

事実、2011年度は初日から客足が好調で、始めの段階で学内でのエコキャップ週間の知名度は今年度に比べ高かったのではないかと思います。

来年度に向けての課題としては、知名度をどう向上させていく点に尽きます。

 しかし、大きな課題こそあるものの、大過なくエコキャップ週間を終えることができたのは当イベントにご協賛頂いた企業様及び積極的に参加をしたTree会員に因るものだと思います。

今一度、深く感謝申し上げます。

ありがとうございました。