※カバー画像には「少年ジャンプ+公式サイト」掲載画像を使用しています。
今回は野球漫画『群青にサイレン』の主人公「吉沢修二」の再現選手です。
※この記事には『群青にサイレン』のネタバレが含まれていますのでご注意ください。
『群青にサイレン』とは
桃栗みかん氏(河下水希氏の別名義)が『月刊YOU』、後に『少年ジャンプ+』で連載していた野球漫画。主人公は玄石高校1年の吉沢修二。修二は入学式でかつてのチームメイトで自分からエースの座を奪った従兄弟「吉沢空」と再会。思いもよらぬ再会に酷く動揺する修二だったが、空の小柄な体を見て「今ならコイツに勝てる」と考え、ともに野球部に入部。そして球速で勝る修二が投手に、空は外野に指名された。こうして修二はかつて空に奪われたポジションを奪い返したのだった。
そしてその翌週、市内大会に参加した玄石高校は序盤に大量得点を与え、なおもノーアウト満塁の場面でリリーフで修二がマウンドへ。だが、昔の記憶が脳裏に浮かびイップスを発症。結局1ストライクも取れないまま空との交代を告げられる。一方、代わった空は抜群の制球力と縦のカーブを武器に無失点に抑え、チームメイトから称賛される。こうして修二はまたも空にポジションを奪われるのだった...。
吉沢修二の作中での活躍
[市内大会(対丈陽戦)]※3~4話
・3回にリリーフ登板するもイップスにより1球もストライクを入れることができず、センターの空と交代する形で降板
・3回裏終了後、監督や他の部員に無断で球場を去る
・打席に立つ機会なし
[練習試合(対藤工戦)]※11話
・初めて捕手として出場
・試合前半は空のカーブを捕球できなかったが6回以降は捕球できた模様
・打席に立つ描写や安打を放った描写はなし
※7回表の攻撃は修二からだったが、打席の様子や打撃結果は描かれなかった
[練習試合(対矢岳北戦)]※15~16話
・捕手として出場
・二盗を許す場面あり
・打席に立つ描写や安打を放った描写はなし
[練習試合(相手不明)]※18話
・捕手として出場も、能力査定に反映できるような守備の描写はなし
・打席に立つ描写も安打を放った描写もなし
[練習試合(相手不明)]※18話
・捕手として出場も、能力査定に反映できるような守備の描写はなし
・打席に立つ描写も安打を放った描写もなし
[夏の地方予選1回戦(対糸宇商戦)]※20話
・捕手として出場も、能力査定に反映できるような守備の描写はなし
・打席に立つ描写も安打を放った描写もなし
・翌日試合について書かれた新聞記事を読んだ修二の感想を踏まえると、試合では特に活躍しなかった模様
[夏の地方予選2回戦(対浜夏工戦)]※22話
・捕手として出場も、能力査定に反映できるような守備の描写はなし
・打席に立つ描写も安打を放った描写もなし
[夏の地方予選3回戦(対士岳院戦)]※23話
・8番、捕手として出場
・3回裏の打席では見逃し三振。相手の監督が少年野球時代の監督だったことで動揺があったのかもしれない
※おそらくノーアウトランナーなしの場面
・守備面ではバント処理の未熟さや判断ミスが散見。ただ、打撃と同様に動揺があった故のミスの可能性あり
[夏の地方予選4回戦(対丈陽戦)]※24~27話
・8番、捕手として出場
・5回裏の打席は一塁へヘッドスライディングするも内野ゴロでアウト
※4点ビハインド、ランナーの有無は不明
・最終回の打席は空振り三振
※5点ビハインド、1アウトランナーなしの場面
[練習試合(対明鐘戦)]※33話
・右翼手として出場も、能力査定に反映できるような守備の描写はなし
・打席に立つ描写も安打を放った描写もなし
[練習試合(相手不明)]※38話
・先攻/後攻が不明のため勝敗不明
・捕手として出場
・走者が二盗した際、強肩でランナーを刺した
・打席に立つ描写や安打を放った描写はなし
[練習試合(対拝原戦)]※40話
・8番、捕手として出場
・8回裏、走者一掃の同点タイムリーヒット
※3点ビハインド、2アウト満塁の場面
[練習試合(対丈陽戦)]※41~42話
・ライトでスタメン出場
・5回途中から緊急登板し、直球のみで奪三振を記録
・一柳(右)に被本塁打
・空の降板以降は修二が一人で投げ切り4回3失点
・打席に立つ描写や安打を放った描写はなし
[春季大会1回戦(対東昇戦)※45話]
・継投は斉間→空だったため登板はしておらずキャッチャーマスクは片山が被っていたため、外野での出場だった可能性が高い
・能力査定に反映できるような打撃や守備での描写はなし
[市内大会(対丈陽戦)]※50話
・捕手としてスタメン出場
・試合の描写はなかったが、試合前に7回からリリーフ登板させる予定を告げられた
選手能力・パワナンバー
上記の活躍をもとに再現選手を作成しました。緑特能は「速球中心」。サブポジの守備力は捕F23、外G18。
LIVE検索タグ:「群青にサイレン」
パワナンバー:11100 11313 31218
■プロフィール
出身:夏の地方予選1回戦の相手が「糸宇商業」(20話)、同2回戦の相手が「浜夏工業」(22話)。公式的な情報はないが、これらのモデルは静岡県に実在する「伊藤商業高校」「浜松工業高校」であると考え、国・地域は静岡県に。
投球フォーム:ワインドアップ(2話、41話)。
■基礎能力
球速:硬球での初投球かつ3年のブランクがありながらも剛速球を投じた。先輩部員曰く140キロくらいあったんじゃないかとのこと(3話)。最終話はそれから約1年が経過しているため、145を超えていてもおかしくないと判断。
コントロール:監督の発言(43話)から推測すると制球は悪くないと思われるが、公式戦での投球描写がないこと、コントロールが上がる効果がある「緊急登板○」をつけていること、あまり高いと修二の速球で押すイメージに合わないことからFにとどめた。
スタミナ:丈陽戦での4イニングが描写がある中での最長投球回(42話)。Eにすることも検討したが「回またぎ○」を付けたため、今回はFにとどめた。
変化球:修二自身「ストレートしか投げられない」と述べており(42話)、その後も変化球を投げている描写はない。
■特殊能力
ケガC:監督が修二の投球フォームを「肩や肘への負担も少ない」「理想的な投球フォーム」と評している(43話)。
ノビC、奪三振:丈陽戦において直球のみで奪三振を記録(42話)。
クイックE:中学から高校1年の秋まで投手としての経験を積んでこなかったため、技術面での未熟さがあると推測し低めに設定。
回復F:中学時代野球をやっていなかった(柔道はやっていた)こと、最終話時点でまだ高校2年生になったばかりであることを考慮して低く設定。
緊急登板◯:丈陽戦で緊急登板した5回を無失点に抑えた(42話)。
回またぎ○:丈陽戦でリリーフ登板し4イニングを投げた(42話)。
一発:丈陽戦で一柳に被弾(42話)。
■野手能力
打撃能力:丈陽の守屋から「もう少し打てるようになれ」と言われたり(30話)、修二自身「バッティングも鍛えてもっといい選手に」と思っていたり(31話)、拝原戦後にチームメイトから「入部初の長打じゃね」と言われていたり(40話)と、打撃が課題と思われる描写が散見される。試合でも(守備負担の考慮もあるかもしれないが)8番で起用されることが多く、打撃能力は低いと推測される。
走力:50メートル6秒48となかなかの俊足(6話)。
肩力:角ヶ谷、空、片山をはじめ、チームメイトから強肩を高く評価されている(5話、38話、42話)。練習試合で盗塁を刺した場面(38話)もあり、かなり肩がいいと判断しB後半に。
守備力:高校からキャッチャーをはじめたことから低く設定(23話)。
捕球:キャッチャー初日で寺田が捕球できなかった空のカーブを捕球(9話)。藤ノ根工戦では捕球できない場面もあった(11話)が、その後は最終話まで逸らしている描写なし。
サブポジ:物語前半は捕手として出場していたが、片山加入後は捕手としての出番が減った。2年の春頃はライト起用メイン(45話)。
キャッチャーF:高校に入ってからキャッチャーをはじめたため、技術的にまだまだ未熟な部分が多いことを表現。OBからは空のカーブを活かした配球ができていないと指摘された(38話)。
盗塁E:作中で盗塁を決めている描写はない。
ヘッドスライディング:対丈陽戦でヘッドスライディング(26話)。
満塁男:拝原戦の満塁の場面でタイムリーヒットを放った(40話)。
三振:士岳院戦で見逃し三振(23話)、丈陽戦でも空振り三振(27話)を記録しているが、士岳院戦は動揺からバットを振れなかったことを踏まえると実質の三振は1回のみであり、ミートを低く設定していることもあり赤特まで付けるのは過剰だと判断。
■その他
成長タイプ:普通
以上『群青にサイレン』の吉沢修二の再現でした。
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