「世界第八大奇跡」と呼ばれ、世界遺産が沢山ある中国の中でも、
かなり有名な世界遺産だと思われる「兵馬俑」。
世界遺産の正式名称は、その隣にある秦始皇帝陵とセットで
「秦始皇帝陵及び兵馬俑坑」となっています。
教科書で、必ず1度は見たことがあると思われる、アレです。
これを見るために西安に来たので、
まずはこれを見るため、朝一でバスに乗り、西安火車駅へ行き、
そこからバスを乗り換え、兵馬俑へ向かいました。
想定外だったのは、ホテルから西安火車駅へのバスで、
朝で道が混んでいる時間帯だったようで、1時間くらいかかりました。
(確か2元)
でも火車駅は地下鉄の駅からは少し離れた場所にあったので、
バスの方が楽そうでした。(雨だったし。)
そして、ここからのバスは、調べた番号が書いてあるバスを探すだけだったので、
簡単でしたが、同じ番号のバス多し!
しかも、入り口で「兵馬俑!兵馬俑!」と叫んで呼び込みをしているので、
わかりやすいです。
ちなみに、行きは7元。帰りは9元でした。
(正直帰りのバスは怪しかったです。ぼったくられた気がします。2元だけど;)
すっきり乗りたいなら、乗る前に値段の確認を!
バスは、出発してから、バスガイドさんが料金を集めに来てくれます。
行きのバスは、観光バスの形をしていて、キレイで、
バスガイドさんのような方が、到着までに「兵馬俑」の説明を、
こくこくとしてくださり、「兵馬俑」の中国語発音を、いやでも覚えることができました☆
でも帰りは・・・行きが7元だったので、値段の確認をせずに乗ったら、
9元と言われ、行きは7元だった!と言い張ってもダメでした。
しかも、バスガイドは強面の体格のいいおじちゃんで怖いし、バスは臭いし・・・
さらに乗る前に降りるバス停を確認し、停まることを確認して乗ったのに、
停まってくれないし・・・最悪でした。
西安中心部から兵馬俑までは、市内から普通に路線バスが出ていて、
番号が振られています(とはいえ、バスは普通の路線バスとは異なり観光バスですが)。
なので、同じバス会社のバスなのに、料金が違うのはなんで!?という感じでした。
ちなみに、行きは、上の写真の切符というか領収書的なものをくれましたが、帰りはなし。
うん、なんか、ニセモノバスだったのか・・・?むしろ変なところに連れていかれなかっただけマシ??
帰りのバスは選んだ方が良いと思います!
同じ行先のバスが、帰りも何台か並んでいたので、
安易に一番手前に乗ってしまったことを悔やみました;
とはいえ、前日までの義父との旅行で疲れマックスだった私は、
行きも帰りも爆睡(約1時間くらい)。
旦那ちゃんは、行きは起きてたようですが、帰りは二人とも爆睡でしたw
ホテルから、兵馬俑までは、確か2時間ちょっとくらいだったと思います。
この日、なかなかのザアザア降りの雨だったのですが、
まあ兵馬俑は建物の中だしね、ということで、
予定通り兵馬俑に向かったのですが・・・
バスの乗り換えでも少し歩き、
バスを降りてからチケット売り場までも少し歩き、
チケット売り場から、兵馬俑を見るまでもさらに歩くので、
意外とずぶぬれになりました・・・
足元はぐちゃぐちゃ。
チケット売り場はこの建物の中です。
全然並ばずに買えました。
ちなみにチケットは1人150元(約2400円)。
結構強気設定です。さすがは有名世界遺産。
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雨だったため、西安はとても寒くて、
長袖を着て、さらに上着にパーカーを着て、ストールも巻きましたが、それだけでは寒いほどでした。
蘇州・上海はもう暑い頃だったので、まさかこんなに寒いとは思わず・・・
旦那ちゃんと寒い寒い言ってました;
(寒かったのはこの日だけで、晴れた翌日以降は、長袖1枚でちょうどいい陽気でした。
それでも蘇州よりも、少し涼しい感じでした。)
入り口はこちら。
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バスを降りてから、チケット売り場までは5分くらいかな。歩きます。
なんとなく、人が行く方についていきました。
この時驚いたのは、日本語可能なガイドの方に、ガイドはいりませんか??
と話しかけられたことです。
まさか西安で日本語が聞けるとは思わずビックリ!!
さすが有名な世界遺産は違うなーと思っていたら・・・
兵馬俑の施設の中には、日本人観光客のご夫婦や、
前日の上海→西安便の飛行機が同じだった日本人2人組が居たり、
日本人も何組か見ましたし、
欧米系の方や、韓国人など、外国人がとても多かったです。
この門を入ったら、公園のような緑の光景が広がります。
あれ??兵馬俑はどこ??と思います。
電動カートもありましたが、有料な上に並んでいたので、歩きです。
雨でなければ、良い散歩コースだと思います。
でもまあ、雨じゃないと、撮れない写真も撮れました。
しばらく歩くと、ようやく目の前に、体育館の様な、大きなドーム型の屋根の建物が見えてきます。
これが、3つある兵馬俑の建物のうち、一番最初に発掘された、一番大きい「1号坑」です。
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1974年に、住民が井戸を掘っている時に、偶然兵隊の一部分を発掘したそうです。
発掘された順番に「1号坑」「2号坑」「3号坑」と名前が付いた建物があり、
サイズは「1号坑」が一番大きく、だんだん小さくなっていきます。
とはいえ、それぞれの建物、どこも違う魅力があり、見ごたえがありました。
全体像は、見づらいかもしれませんが、こんな感じです。
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「1号坑」「2号坑」「3号坑」の遺跡建物のほかに、
「陳列庁」という、展示スペースがありました。
感動しかなかった中身の様子は、次回につづく。
ちなみに、ほんとうに結構な雨だったので、
折り畳み傘では不安で、ホテルで傘を借りました。
確か、1本50元のデポジットで、現金でやりとり。
返却の際にデポジット戻ってきました。
ホテルの名前の書かれた傘なので、観光客丸出しになりますが、
借りて良かったーと思える雨でした。