いよいよ世界遺産「兵馬俑」へ! | コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

婚約していた旦那ちゃんの上海赴任により、
いきなり上海で新婚生活がはじまったコイケのブログです。
2016年7月より、上海から蘇州へ引っ越しました。
そして、旦那ちゃんの仕事の都合で、時々重慶に滞在しています。
2017年9月末に日本に本帰国しました。

「世界第八大奇跡」と呼ばれ、世界遺産が沢山ある中国の中でも、

かなり有名な世界遺産だと思われる「兵馬俑」。

世界遺産の正式名称は、その隣にある秦始皇帝陵とセットで

「秦始皇帝陵及び兵馬俑坑」となっています。

 

教科書で、必ず1度は見たことがあると思われる、アレです。

 

これを見るために西安に来たので、

まずはこれを見るため、朝一でバスに乗り、西安火車駅へ行き、

そこからバスを乗り換え、兵馬俑へ向かいました。

 

想定外だったのは、ホテルから西安火車駅へのバスで、

朝で道が混んでいる時間帯だったようで、1時間くらいかかりました。

(確か2元)

でも火車駅は地下鉄の駅からは少し離れた場所にあったので、

バスの方が楽そうでした。(雨だったし。)

 

そして、ここからのバスは、調べた番号が書いてあるバスを探すだけだったので、

簡単でしたが、同じ番号のバス多し!

しかも、入り口で「兵馬俑!兵馬俑!」と叫んで呼び込みをしているので、

わかりやすいです。

ちなみに、行きは7元。帰りは9元でした。

(正直帰りのバスは怪しかったです。ぼったくられた気がします。2元だけど;)

すっきり乗りたいなら、乗る前に値段の確認を!

 

 

バスは、出発してから、バスガイドさんが料金を集めに来てくれます。

 

行きのバスは、観光バスの形をしていて、キレイで、

バスガイドさんのような方が、到着までに「兵馬俑」の説明を、

こくこくとしてくださり、「兵馬俑」の中国語発音を、いやでも覚えることができました☆

でも帰りは・・・行きが7元だったので、値段の確認をせずに乗ったら、

9元と言われ、行きは7元だった!と言い張ってもダメでした。

しかも、バスガイドは強面の体格のいいおじちゃんで怖いし、バスは臭いし・・・

さらに乗る前に降りるバス停を確認し、停まることを確認して乗ったのに、

停まってくれないし・・・最悪でした。

西安中心部から兵馬俑までは、市内から普通に路線バスが出ていて、

番号が振られています(とはいえ、バスは普通の路線バスとは異なり観光バスですが)。

なので、同じバス会社のバスなのに、料金が違うのはなんで!?という感じでした。

ちなみに、行きは、上の写真の切符というか領収書的なものをくれましたが、帰りはなし。

うん、なんか、ニセモノバスだったのか・・・?むしろ変なところに連れていかれなかっただけマシ??

帰りのバスは選んだ方が良いと思います!

同じ行先のバスが、帰りも何台か並んでいたので、

安易に一番手前に乗ってしまったことを悔やみました;

 

とはいえ、前日までの義父との旅行で疲れマックスだった私は、

行きも帰りも爆睡(約1時間くらい)。

旦那ちゃんは、行きは起きてたようですが、帰りは二人とも爆睡でしたw

ホテルから、兵馬俑までは、確か2時間ちょっとくらいだったと思います。

 

この日、なかなかのザアザア降りの雨だったのですが、

まあ兵馬俑は建物の中だしね、ということで、

予定通り兵馬俑に向かったのですが・・・

バスの乗り換えでも少し歩き、

バスを降りてからチケット売り場までも少し歩き、

チケット売り場から、兵馬俑を見るまでもさらに歩くので、

意外とずぶぬれになりました・・・

足元はぐちゃぐちゃ。

 

チケット売り場はこの建物の中です。

全然並ばずに買えました。

ちなみにチケットは1人150元(約2400円)。

結構強気設定です。さすがは有名世界遺産。

↓↓↓

 

 

雨だったため、西安はとても寒くて、

長袖を着て、さらに上着にパーカーを着て、ストールも巻きましたが、それだけでは寒いほどでした。

蘇州・上海はもう暑い頃だったので、まさかこんなに寒いとは思わず・・・

旦那ちゃんと寒い寒い言ってました;

(寒かったのはこの日だけで、晴れた翌日以降は、長袖1枚でちょうどいい陽気でした。

 それでも蘇州よりも、少し涼しい感じでした。)

 

入り口はこちら。

↓↓↓

 

 

バスを降りてから、チケット売り場までは5分くらいかな。歩きます。

なんとなく、人が行く方についていきました。

この時驚いたのは、日本語可能なガイドの方に、ガイドはいりませんか??

と話しかけられたことです。

まさか西安で日本語が聞けるとは思わずビックリ!!

さすが有名な世界遺産は違うなーと思っていたら・・・

兵馬俑の施設の中には、日本人観光客のご夫婦や、

前日の上海→西安便の飛行機が同じだった日本人2人組が居たり、

日本人も何組か見ましたし、

欧米系の方や、韓国人など、外国人がとても多かったです。

 

この門を入ったら、公園のような緑の光景が広がります。

あれ??兵馬俑はどこ??と思います。

 

 

電動カートもありましたが、有料な上に並んでいたので、歩きです。

 

 

雨でなければ、良い散歩コースだと思います。

 

でもまあ、雨じゃないと、撮れない写真も撮れました。

 

 

しばらく歩くと、ようやく目の前に、体育館の様な、大きなドーム型の屋根の建物が見えてきます。

これが、3つある兵馬俑の建物のうち、一番最初に発掘された、一番大きい「1号坑」です。

↓↓↓

 

 

1974年に、住民が井戸を掘っている時に、偶然兵隊の一部分を発掘したそうです。

 

発掘された順番に「1号坑」「2号坑」「3号坑」と名前が付いた建物があり、

サイズは「1号坑」が一番大きく、だんだん小さくなっていきます。

とはいえ、それぞれの建物、どこも違う魅力があり、見ごたえがありました。

 

全体像は、見づらいかもしれませんが、こんな感じです。

↓↓↓

 

 

「1号坑」「2号坑」「3号坑」の遺跡建物のほかに、

「陳列庁」という、展示スペースがありました。

 

感動しかなかった中身の様子は、次回につづく。

 

ちなみに、ほんとうに結構な雨だったので、

折り畳み傘では不安で、ホテルで傘を借りました。

確か、1本50元のデポジットで、現金でやりとり。

返却の際にデポジット戻ってきました。

ホテルの名前の書かれた傘なので、観光客丸出しになりますが、

借りて良かったーと思える雨でした。