蘇州高新区普慈診所。 | コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

婚約していた旦那ちゃんの上海赴任により、
いきなり上海で新婚生活がはじまったコイケのブログです。
2016年7月より、上海から蘇州へ引っ越しました。
そして、旦那ちゃんの仕事の都合で、時々重慶に滞在しています。
2017年9月末に日本に本帰国しました。

11月半ば頃、皮膚炎?で、

初めて蘇州高新区普慈診所にお世話になりました。

ようやく症状が落ち着いたので、自分メモです。

そして、森茂さんの情報は多いのに対し、普慈診所の情報は少なかったので、

どなたかの参考になればと思います。

※今回、写真少ない上に、文字多いです!!

 

実は10月末頃から、足の膝の裏がかゆくなり、

かゆいな~と思いつつも、日本から持ってきていた、

市販の乾燥肌のかゆみ止めを塗ると、

24時間くらいかゆみが引くので、それを塗ってしのいでいました。

私、日本でもたまーに(年に1度以下くらい)、

皮膚に湿疹が出ることがあったので、またそれかなと。

それだったら、しばらく放っておけば治ると思っていました。

 

・・・しかし・・・かゆみは治るどころが、どんどん増すばかり・・・

ついに、かゆくて寝ていても目が覚めるほどになってしまった11月中頃、

自分の膝の裏を鏡で見ると、赤黒く変色し、皮膚が分厚くなっていてビックリ!!

なぜそこまで気がつかなかったのか、不思議なほどに、ヤバそうに見えました。

(この時期、旦那ちゃんもずっと出張中だったので、誰にも見てもらうことがなく、

 自分で鏡を使って見てびっくり。)

そして、なんとかゆみが、腕の肘の内側にまで出てきてしまいました。

急遽、病院を探し、家から近そうな普慈診所に電話。

皮膚科ではないとは知っていましたが、診療可能とのことだったので、

電話で翌日の予約を入れました。

電話は日本語対応。水曜日定休。土日もやっています!

 

新区の名城花園のファミリーマートの裏側に入口があります。

1階で靴を履き替え、受付は2階です。

 

受付の方は、日本語ペラペラの女性です。

(日本語可能な受付の方は1人の時と2人の時がありました。)

先生は、中国語オンリー。

薬剤師さんと思わしき方も、中国語オンリー。

全て、受付の方が通訳して下さいます。

そして、全て女性で、皆さん感じが良いです。

 

診察後、塗り薬2種類(多分漢方系)と、

飲み薬(アレルギー薬のクラレチン)、

ビタミン剤2種類、ビタミンDとカルシウムのサプリ1種類が出ました。

多いな~

 

サプリ、大きいです。

調べたら、日本語の通販サイトでも見つかる、アメリカのものでした。

↓↓↓

 

 

アレルギーを疑われました。

(日本の皮膚科でも、湿疹とかゆみの症状でいくと、大抵この診察です)

牛乳、卵、海鮮、辛い物などはしばらくダメ。

飲み物はお茶やコーヒーなどの刺激物を避け、お水かお湯でと。

シャワーも温めのお湯で、患部は石鹸禁止と。

先生の見解だと、栄養不足で免疫力が落ちているのかもとのことでした。

 

その後、薬のおかげか、かゆみはすぐに、かなり収まり、

肘の内側の赤みもすぐに消え、

足の膝裏の部分の皮の厚みも、数日で普通の皮膚の状態に☆

(色は、未だに赤っぽいですが、色は時間が経てば元通りになるとのことでした)

おお~!!確実に良くなってる!!と思っていたら、

3日後の夕方あたりから、

今度は腕の肘から先全体に、今までとは違う雰囲気の湿疹ができてしまいました。

今までのは、患部がザラザラする感じで、新しい湿疹は、ポツポツとしている感じでした。

これが、また少しかゆみもあり、普慈診所に連絡すると、

すぐに来て下さいとの事だったので、2度目の通院。

 

そして、なんと、点滴になりました。。。(>_<)

点滴の方が治りが早いから、と。

まさかの人生初点滴が中国になるとは!!

皮膚科の通院で点滴をすることになるとは!!

かなりビックリでちょっぴり動揺、ちょっと心細くもなりましたが、

逃げられない・・・!!笑

点滴は、何を入れられたのか全然わかりませんが、2本入れました。

トータルで1時間ちょっと位でした。

 

そして、漢方の飲み薬(かゆみ止め)が1種類追加されました。

 

その飲み薬の色がビックリな・・・真緑!!

↓↓↓

 

 

カプセルに味が付いているのか、ちょっと甘みがあって美味しいお薬でした。笑

ちなみに、コレ、1日3回、1回4錠でした。多いー

でも、日本の皮膚科で漢方処方されると、粉ばかりだったので、

カプセル入りなのは嬉しいです!!粉苦手なので・・・

 

で、翌日も、点滴しにきてね、との事だったので、予約。

点滴のメモで読み取れたのは「ビタミン」が入っていることだけ。

そのおかげか、顔などの湿疹が出ていない肌は、

めちゃくちゃ調子が良くなりました。笑

点滴の威力を、身をもって実感☆

・・・でも・・・腕の湿疹は良くならず、数日後には、足やお腹にも出始めてしまい・・・

 

4日後に、もう一度、普慈診所へ。

ここで事態が急変。

「改善しないので、大きな病院の皮膚科の専門医に診てもらいましょう!!」

と、先生が判断し、急遽、蘇州大学附属第二医院へ行くことに。

新区カルフールの隣の病院でした。

普慈診所の受付の方が通訳として同行して下さり、

普慈診所の車で送迎もしていただけて、至れり尽くせりでした☆

有り難い!!

 

でも、行ったのは土曜日。

平日はVIP診療があるようなのですが、土日はないそうで、

一般診療となりました。

1階の受付でパスポートを出し、受付。

初診料?を支払い、皮膚科のフロアへ。

30人待ちでした。

 

1時間ちょっと待って、ようやく診察の順番になり、患部を見せ、説明。

(一緒に行った普慈診所の受付の方が、今までの症状を説明してくれました。)

先生からの質問は通訳していただき、今度は採血することに。

診察料と採血の料金、血液検査の料金を支払ってから、

採血は採血専門の場所があり、別の階へ移動。

 

中国の病院のシステムは、全てお金を支払ってから、なんですね。

わかりやすいです。

そして、中国で初採血~

止血はなぜか綿棒のようなものを当てられました。

ピンポイント過ぎるでしょ。笑

採血の結果は40分後。

機械で自動で印刷されるそうです。すごいシステムです。

またしても待ち時間発生ですが、

血液検査の結果がその日のうちにわかるのは、いいですよね。

 

結果が出たら、先ほどの診察室へ。

血液検査で何を調べたのかよくわかりませんでしたが、

先生が予想した結果は出なかったようで、

わかったことは、かゆみを示す数値がとても高かったので、

かなりかゆそうだということくらいみたいでした。

 

今度は1階の一番最初に行った受付に戻り、

薬代を支払い、1階の別窓口の電光掲示板に名前が表示されるのを待ちます。

表示されたら、薬の受け取りです。

 

そして、2週間弱分くらいの大量の薬をいただきました。

今度は、飲み薬2種類。

調べてみたら、ステロイド系抗炎症薬と、

日本では飲んだことがなかったアレルギー薬でした。

そして、塗り薬が1種類(同じ物が4本ももらえました)。

この塗り薬、検索をかけても、わかりやすい説明が出てこなくて、

よくわかりませんが・・・ステロイド系っぽい?です。

 

普慈診所と蘇州大学附属第二医院でもらった薬を並べてみました。

(これでも全部ではありません。)

中国語がズラーーっと。

↓↓↓

 

 

この蘇州大学附属第二医院の薬を処方されてから、

現在2週間ほどですが、症状はかなり落ち着きました。

 

最初に病院に行ってから、3週間ちょっと。

その間、病院に言われた食べ物制限を含め、

自分なりに、原因を考えてみましたが・・・

なんとなく、最初の膝裏の皮膚の炎症と、その後の湿疹は別症状に思えていて、

最初の炎症は、原因が定かではありませんが・・・

その後の全身に広がった炎症の原因は、これかなと。

↓↓↓

 

 

この写真で、わかりますか??

家のシャワールームの、カランの水、1日使わないでおくと、

最初、茶色い水が出るんです(1週間くらい置くと、さらに濃い茶色の水が・・・)。

しばらく出していると、透明になるので、いつも透明になってから使っていたのですが、

原因はコレかなと。

他に、全身に関係する原因が思いつきませんでした。。。

 

で、家にシャワールームが無駄に2つある我が家(中国の家、このスタイル多いですよね)。

勝手に両方ダメだろうと思っていたのですが、

試しに使っていなかった方のシャワールームの水を出すと、最初から透明だったので、

もしやと思い、蘇州大学附属第二医院行った後から、

大丈夫なほうのシャワールームを使うことにしました。

結果、良くなってきているのですが、シャワーを変えたタイミングと、

薬が変わったタイミングが同じなので、どちらが効果があったのかわかりません。

 

でも・・・シャワーが茶色いのはずっと気になっていた事だったので、

もっと早く気がつけば良かった・・・

ちなみに、母親に連絡すると、妹(医療関係職)が、

「かわいそうに、お姉ちゃん、蘇州の水が合わないんだね」と言っていたと・・・

シャワーの茶色い水の話をしたこともない妹が、

まさかのピンポイントで水と言ってきたことに、ビックリでした。

さすが。すごいなー

 

・・・ちなみに、症状は違いますが、

私たち夫婦は、7月に、蘇州に引っ越してきてすぐ、

原因不明のじんましんに襲われ、

一緒に明基医院のVIP診療を受診したことがあります。

その時は、日本語ペラペラな中国人医師の診察で、

ステロイドの塗り薬とアレルギー薬を処方されました。

私は、日本に居るとき皮膚科はいくつか通いましたが、

蘇州で行った3つの病院の中で、

日本の薬の出し方に一番似ているのは、ココだなと思いました。

 

私が行ったことのある明基医院を今回受診しなかった理由は、

出された薬が日本と同じような種類だったので、

別の方法を試してみたいと思ったからです。

(以前、日本の皮膚科医から、あなたのたまに出る皮膚の湿疹は、

この先もずっと付き合っていかないといけないものだと言われたことがあり、

本当にたまに、なので、あまり気にしていませんでしたが、

日本とは別アプローチでの皮膚の治療を受けてみたかったのです)

明基医院が良くなかったとか、そういうのではありません。

一応、念のため。

他の方のブログで、普慈診所で漢方の薬を処方されたと見て、

それが気になりました。

普慈診所の薬は、飲み薬はアレルギー薬も出ましたが、

さらに漢方も出たので、私の望む感じでした。

で、それで、最初の症状は治ったので、おおーー!!と思いました。

それからの湿疹は、直らなかったので、あれですが・・・

 

普慈診所は、車の送迎もあり、

スタッフの方の雰囲気もとても良く、

良くならないと、すぐに薬を変えてくれたり、点滴をしてくれたり、

対応してくれます。

そして、改善しない場合は、大きい病院に連れて行ってくれるので、安心です。

蘇州大学附属第二医院は、大きい病院なので、

血液検査もでき、しかも当日結果もわかります。

(私の場合は、残念ながら、それで解決とはなりませんでしたが;)

 

今回数回、普慈診所に通ってみて、

アットホームで、親身になってくれる普慈診所の雰囲気が気に入ったので、

今後蘇州で病院に通う機会があれば、普慈診所に行こうかなと思いました。

 

そしてつい先日、さっそく、

今度は出張から一時戻ってきた旦那ちゃんのずっと続いている咳が気になり、

普慈診所に一緒について行きました。

その時にも、受付の方が、「あなたの湿疹はどう??」と、

私の体調も心配してくださり、もうほとんど残ってないことを報告すると、

本当に良かったねーーー!!!と言ってくださいました。

一緒に蘇州大学附属第二医院に行ってくれた方だったので、

嬉しかったです。

 

長くなりましたが、私の治療メモでした。

上海では、一度も病院行ったことがなかった私が、

まさか、蘇州に来て4か月半で、病院3か所に行くことになるとは・・・

びっくり展開でした。