先日、このブログを読んでいるらしい妹から、
「重慶楽しそうだね。いつか行きたいわぁ。」と、
連絡をもらいました。
自分がブログで書いた場所に、行ってみたいと思ってもらえるのは、
とても嬉しいです。
・・・で、思ったのが、私、重慶の主要な観光地、
磁器口と前に書いた洪崖洞くらいしか書いてない・・・!!
重慶の見所は、まだまだ沢山あります。
車をチャーターするなどし、足を伸ばせば「大足石刻」という世界遺産もあったり、
見所が多い街です。
大足石刻は、私が今、一番行きたい場所と言っても過言ではないのですが、
なにせ、旦那ちゃん、仕事が忙しすぎて、土日すら休みが確かではないので、
予定が組めず、行けずにいます;;
と、言うわけで、せっかく旦那ちゃんに案内してもらったのに、
書けていなかった、重慶の観光地をご紹介します。
行ったのは6月なので、写真は全てその時の物です。
重慶は、6月でもすごく暑かったです。
真夏は40度いくとか!!
「重慶市人民大礼堂」
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伝統的様式の建物で、重慶市のランドマークの一つ。
北京の建物を模してつくられたらしい。
すごく大きな建物です。
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中が結構素敵です。
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緑色の非常口?のライトが残念な感じですけどね。
ちなみに、両サイドのエスカレーターは止まっていました。
中国あるある。笑
真ん中の建物は、巨大なホールになっています。
重要な市会議や行事の他、一般のイベントも行われたりしているそうです。
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何も行事のない日に行ったので、ガラガラで静かでした。
皆さん、席に座って、思い思いに休憩している感じでした。
舞台の装飾も美しく、無機質ながらも
細かい模様を作っているような天井のドームとの対比が美しく、
心地良い空間でした。
この建物は、「重慶中国三峡博物館・重慶博物館」の対面にあります。
この博物館、私が行った時はもう閉まっていて入れなかったのですが、
日中戦争のコーナーがあったりもするそうです。
重慶は、日本軍から空爆を受けた街なので、やはり展示は気になります。
戦争つながりで。
「解放碑」
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現在は、重慶一の繁華街ともいえる解放碑周辺。
写真中央にある塔のような物が、解放碑です。
日中戦争(中国では抗日戦争)当時の中国政府は、
拠点を重慶に変えたため、重慶が首都でした。
その政府の拠点があったのが、今の解放碑の場所だそうです。
この「解放碑」抗日戦争に「勝利した」記念碑だそうで・・・
日本が重慶を攻めきれなかったのは事実だと思います。
日中戦争からなだれ込んだ太平洋戦争は、日本が降伏することになりました。
これは・・・日中戦争、中国が勝ったっていうのか・・・??
日本側は認めたくなくて、明記されていないのか・・・
うーーん
このように書くと重慶は、
未だに日本人はタクシーを降ろされることもあるという南京同様、
日本人には行きにくい地域なのではないか・・・
と思われるかもしれませんが、
少なくとも私は、重慶で、日本人だからと非難されたり、
何か不都合があったことはありません。
主に1人で行動していたので、日本語を話していなかったから、
日本人とわかりにくかったからかもしれませんが。
それでも、会話をした何人かに、日本人だと言いましたが、
それで態度を変えるような人には会いませんでした。
そもそも、私は、重慶が日本軍に空爆されていたということを知りませんでした。
私は、広島や長崎を空爆したアメリカに対して、
嫌悪感は特にありませんが、私の身内がそれにより死んでいたり、
そんな話を、祖父母や両親から聞かされて育っていたら、
また違った感情を持っていたかもしれないと思います。
なぜ、中国人は反日感情を持っているのか、
「そういうものだ」と思っていた私は、理由を考えたことがありませんでした。
でも、過去は変えられない。
これからの関係で改善していって欲しいなぁと本当に思います。
中国のアンケートでは、日本は、最も嫌いな国ランキングだけでなく、
最も好きな国ランキングでも、上位に入るそうですよ。
面白い国ですよね。
それにしても、この時代の日本、ひどいですね。
改めて知る、日本の暗い過去というか・・・
過去に学校で習ったはずの歴史も、
居る場所が変わると、こんなにも身近で、見方も変わるものなんだなと、
とても興味深く思います。
子どもの頃に学校で習った時は、完全に他人事だった日本と中国の歴史、
中国に住んでいる今だからこそ、改めて知りたくなり、
昨夜調べ始めたら、気がついたら真夜中でした;
私、歴史を全く知らずに(学校で習ったことは全部忘れて;)
重慶を観光していたので、
歴史を改めて調べた今、改めて、博物館に行ってみたくなりました。
あと、話を聞いて、怖くて行きたくなかった南京にある、
南京大虐殺の展示がある博物館にも、興味が沸いてきました。
1つにまとめるつもりでしたが、
文字が多くなってしまったので、次へ続きます。