3日目は、九寨溝へ。
前日、車の運転手さんと翌朝の待ち合わせを決めるとき、
九寨溝までは、ホテルから30分。
でも、7~8時位までは混むから、2時間かかると言われ、
6時か9時以降がいいよと言われました。
ホテルの朝ご飯が6時からだったので、
少しでも何か食べて行きたいなと思って、
待ち合わせを6:15に。
国慶節だからなのか、この時間でも、九寨溝まで2時間かかりました・・・;
九寨溝は、人数制限があるそうです。
チケットの販売は7時からだと思っていたのですが、
6時半だったみたいで・・・
8時過ぎに九寨溝入り口についた私たちは、完全に出遅れ・・・
チケット売り場は大行列。
並んでいる所から、チケットの残り枚数のカウントダウンが見れるのですが、
並び始めた時、残り1000枚ほどだったチケットが、あっという間になくなりました・・・
朝ご飯とか、食べてる場合じゃなかった・・・!!
さて。
途方にくれた私たちがどうしたか。
ここまで来て、まさか九寨溝に入れないなんてありえない。。。
・・・と言うことで、苦渋の決断。
その辺でチケットを売っている人からチケットを買うしかない!
そういう人、沢山いました。
こういうのが、苦手な方、すみません。
私も、本来は嫌いです。
でも、九寨溝の入り口まで来て、引き返すことは、できませんでした。
正規の値段は、入場料220元、中のバスの乗り放題が90元。
・・・私たちは、そのチケットを、400元で購入しました。
高いけど、仕方ない。
チケット売り場の行列も長かったですが、
九寨溝入り口も、すごく混んでいました。
チケットを買うとき、売り手の女の子の中国語は聞き取りきれない部分も多くて、
本当にこれで入れるのだろうかと、
入場するまでずっとヒヤヒヤしていました。
・・・結果、無事に入れました。
九寨溝は、「Y」の形をしていて、大きく3つのエリアに分かれます。
多分、面積的には、黄龍より、全然広いと思います。
そのエリアを、バスが走っていて、見所ごとに、結構細かくバス停があります。
ただ、そのバス停は、必ず停車するわけではなく、
バスガイドさんが、降りる人居ますかーー?と聞くので、
降りる人が居る場合のみ、止まります。
(バスガイドさんが聞くことなく止まる停留所もあったので、
全部がこうではないのかもしれません。)
私たちは、一番奥まで行ってから、戻ってこようかと話していたのですが、
入り口入ってすぐのバス乗り場が、どこ行きかもわからないまま、
乗るしかなく、そして全員降ろされたのは、かなり手前のエリアでした。
このあたり。
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九寨溝は、そもそも、9つの少数民族が住んでいたそうで、
今も、中でくらしている人たちがいるみたいでした。
観光客は、自家用車で入ることはできませんが、
中に、普通に車が入っています。
多分、居住している方々のものなのかなーと。
少数民族の居住エリアの、色彩豊かな旗や家が、
素敵でした。
行くつもりはなかった、入り口に近いエリアですが、
これが、想像よりはるかに素敵でした。
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滝が、美しい。。。
水力で回っているマニ車。
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その後、バスで奥へ移動。
一番奥の「長海」へ行く途中のバスの中から撮影。
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長海。
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九寨溝の、一番奥で、一番標高が高いです(多分)。
確か、標高3000mくらい(それでも黄龍の一番上よりは低い)。
それまでは、上着を着ていなかった旦那ちゃんも、
さすがに寒くなって、上着を着ていました。
この日は、一日曇り、たまに雨で、あいにくの天気予報通りの天気。
日中でも、気温は上がらず、寒い1日でした。
ここから、五彩池へは歩きました。
しばらく山の中を下っていくと・・・目の前に青いものが!!!
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五彩池は、人だらけでした。笑
黄龍も人は多かったですが、
やっぱり九寨溝の方がすごかったです。
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頑張って、一番前まで来て撮影。
・・・と思ったら、自撮り棒がニョキッと目の前に来たので、
思わず「うわっ」と言ったら、ひいてくれました。笑
自撮り棒多いです。
五彩池は、英語でColorful Pond」と書かれていました。
中の藻や日の光で、5色に見えるらしいですが、
曇っていたこともあるのか、濃い青と水色と
うっすら緑っぽいところも・・・くらいしかわかりませんでした。
(テレビでみたけど、真上から見ないとよくわからないみたいです。)
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Y時の付け根までバスで戻って、
バスを乗り換えて、五花海へ。
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この池は、中に木が沢山沈んでいて、神秘的な雰囲気でした。
空が曇っていて白いから、水面への反射で真っ白に・・・
晴れていたらどんなだったのかなー・・・
反射した山並みも、それはそれで、面白く撮れましたけど。
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Y時の付け根辺りに、お土産屋さん・レストランが入った大きな施設があります。
レストランは、値段が3段階に分かれていて、バイキングです。
私たちは、70元しない、一番安い場所へ。
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すごくローカルな雰囲気です。
ビビって、最初、ちょっとずつ持ってきました。
あんまり美味しくはないけど、まあ、食べれます。
おすすめは、あまりしません。笑
他のランクのバイキングがどんなのだったか気になります。
外の売店で、ヤクのヨーグルトを買ってみました。
全然癖はなく、美味しかったです。
ヤクは、中国語だと、「マオニュウ」というそうです。
(タクシーの運転手さんが教えてくれました)
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お土産屋さんを見ていると、外からカッパを着た人たちが沢山やってきて、
結構濡れていたので、外は雨が降り始めてしまったみたいでした・・・
雨宿りもかねて、お土産屋さんを1周。
カッパや傘売りがすぐに現れていました。
結構沢山のお土産屋さんがあります。
防寒対策にもなる厚手のストールを売っているお店も多いです。
あとは、シルバーのアクセサリーや、ヤクの角で作られた雑貨等、
色々なお店がありました。
しばらく見た後、外に出ると、ラッキーな事に雨はやんでいました。
外は濡れていたので、やっぱり、結構降ったようでした。
最後に、この施設から歩いて行ける、諾日朗瀑布を見て、帰りました。
中国最大の滝幅なんだとか(今調べていて知りました)!
確かに、横幅長かったです。
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確かにこの滝は、すごかったです。
九寨溝内で、滝を3つ見ましたが、
ここが一番大きくて、見応えありました。
・・・でも、水しぶきが、本当に寒かった・・・
私は、九寨溝でも、少し歩くとちょっと息が苦しくなる感じでした。
でも、九寨溝は、黄龍よりも標高が低いからか、
(低いといっても高いですが)
酸素バーはありませんでした。
酸素缶を売っているところも、私たちは見かけませんでした。
前日、黄龍で1本、酸素缶を買っておきましたが結局使うことはありませんでした。
そもそも九寨溝は、バス移動が多く、黄龍より歩く距離が少ないので、
だいぶ楽です。
多くのツアーでは、標高が低い九寨溝に先に行き、
黄龍は翌日に行くことが多いですが、
体力的にも、その方が高山病対策になるのでしょう。
私たちは、飛行機の時間的に、逆で組みましたが、
まあ、行けないことはないです!!
(夫婦揃って高山病になりましたけど・・・多分、軽めな方だと思います。)
九寨溝より、黄龍の方が標高が高いのですが、
私たちが行った日の九寨溝は、天気が良くなかったので、
寒かったのは、九寨溝の方でした。
九寨溝の帰り、ホテルまでは、道は少し混んでいましたが、
それでも1時間くらいでした。やっぱり、朝はすごい・・・!
旅行の話は、もう少し続きます。