雨が降っている。
窓の外から雨の音が聴こえている。
雨の音を聴きながらぬりえをする。
シフクの時間、落ち着く時間、
このぬりえしてる時に、なにかがはき出される
と共に、なんかが充電される。
おなかが落ち着く。
雨の音が小さくなって来る。
よく聴いていると、音に種類がある。
多分だけど、当たっているものでちがうんだろう、
雨粒にも大きい小さいなどいろんなのがあって、
それと粒が当たるもののちがいによって、
生まれる音が変わるのだと思う。
たまにキンッという高い音が目立つ。
雨粒の形にもちがいがあるのだろうか。
職場に雨を研究してる人がいるので、
今度会ったら訊いてみよう。
ぬりえはいい。他のことをなんも考えないで、
ただ塗ればいいので、なんか無心になれる。
前描いた落書き、好きな漫画の模写したのなど、
いっぱいあるので、それを出して来て、塗る。
鉛筆で描いてるやつなどは、ペン入れからやる。
マンガの付けペンとか、顔料インクの「ポスカ」
とかがいい。
ペン入れして、鉛筆の線を消したら、
塗り始める。
水性のマーカーとか、アルコールマーカーとか
で塗ってく。
塗り終わって、出来上がると、なんか落ち着く。
ひとつずつ、しまいまでやる、
それをすることで、落ち着くのだろうか。
ひとつひとつ片付いて行く感じがするから
いいのかもしれない、わからないけど。
ぬりえもするが、鉛筆などのてきとうな落書き
もしているので、ぬりえの材料は増えて行く。
後ろから散らかすのが追って来てるのを
ひとつひとつ片付けてる状態かもしれない。
散らかさなければ片付けなくていいのだが、
落書きをしたいのである。
4年と半年くらい前に鉛筆で描いた「包丁人味平 カレー編」の絵に、今夜色を塗った絵。
