今月初め、ポルトで2時間ほどの歴史探訪ツアーに参加しました。
アラブとの抗争と大航海時代と、イギリスとの関係がメインのお話しでした。スペインの話しは以外に出なかった。大西洋とアフリカを向いている国なのねー。
エピソード1
対岸のミラガイア地域の由来について。
いまではポートワインの醸造所が並ぶ素敵な地域です。
長ーい話しを短くすると、ポルトガル側にキリスト教の王がいて、妃が対岸のイスラム王に攫われたあげく恋に落ちたそうです。怒ったキリスト教の王は妃を取り返したあと殺します。
この妃の名前がガイヤで、Miraはミラーの意味で、「これがお前(ガイヤ)の目に映る最後のものだ」と剣で喉を切り裂き、川に妃を沈めたそうです。
不倫はダメよ的伝説?
ニーベルゲンとかアーサー王とか、なんとなく似た話しがありますね。
エピソード2
イギリスとの関係は酒が命!
14世紀からポルトガルとイギリスは同盟関係だったそうです。
イギリスはだいたい常にフランスとスペインと抗争してますから、両国の背後のポルトガルは船で行きやすいし、地理的に重要です。
何より重要なのは、お酒!
フランスとは戦争しがちですから、ポルトガルは安定したワイン供給地で、イギリスはポルトガルのワイン作りにバンバン投資してきて、ポートワインはイギリス人の好みにあわせ、甘くてアルコール度数が高いそう。そしてメジャーなポートワインの醸造所はいまだにイギリス資本だそう。
イギリスは工業品とかを輸出して、ブラジルから入ってきた金を吸い上げてたみたいです。ポルトガルはドイツみたいに工業化できず、オランダみたいに商業化もできず、イギリス頼みな経済になったそうです。
エピソード3
ガイドさんがすごいこと言ったわ。
「ポルトガルもスペインみたいにBrutal(残忍な)ことを植民地でやりたかったんだ!でも出来なかった。」
えー!インディオを殺戮放題したかった?
人口が少ないから軍隊の維持が難しかったんですって。ブラジルも早くに独立したし。大きな植民地は維持できない。
「ポルトガルは海上交通路を押さえることをめざしたんだ。アンゴラ、モザンビーク、ゴア、マカオ、東チモール。」
あれれ、オランダとかぶってますねー。同様にかぶってるイギリスがうまいことやったんじゃないかという気がします。
航海王エンリケ
実際にはモロッコ北部に行っただけですが、海外に目を向けたところが偉いらしい。
ポルトガルがスポンサーになった航海。目的はペルシャを通さずインドの香辛料が欲しかった。
バスコダガマ アフリカ最南端に到達
マゼラン 世界一周
カブラル ブラジルを発見
やっぱり大西洋を向いた国ですねー。
続く。

