昼食の後は、ワイナリーにもう一軒まいりました。
社長さんが、葡萄作りを熱く語ってくださいました。
一番感心した内容だけ書いておきます。
フランスやスペインでは、葡萄は痩せて乾いた土地でストレスの下に育ち、美味しさを実に蓄えるそうです。
高温多湿で肥えた日本の風土では、同じことはできません。奥野田の社長さんは、土の中の微生物をマックスに増やした環境で、葡萄を育てているそうです。
微生物に栄養が行って、葡萄に栄養が行かないようにしてストレスをかけてるんですって。フランスの土に比べて、1000倍以上の微生物の数だそう。
そうやって20年育てた葡萄から作ったワインてロマンがありますよね。
フランスでは、樹齢40年以上じゃなきゃいいワインにならないと言っている、醸造家もいるそうです。あと20年後ここのワインがどうなるか、見守りたいなと思っちゃいました。
自家栽培葡萄100%のカベルネとピノの赤を買いました。
ところで、微生物の数数えたのねー。そういう科学が入ってるのが、また好きなのよー。