医薬品の商社にいた、若いときの話しの続きです。
私はそこそこ英語ができましたが、そこは配属のとき無視されてました。
英語の専門学校をでて、タイプやテレックス(みなさん何か分かるかなー?)のできる女性は、貿易部(そんな部があったのよ)や輸入製品を扱っている部門に配属になってました。
多分、会話だけなら私の英語は社内で1番くらいでした。誰にも言わなかったけど。
外見は、ハーフっぽかった。目が茶色で髪は濃い茶で、鷲鼻。
私の所属していた、国内部門は2階にあり、1階はエントランスと、ガレージと、倉庫でした。
よく、外部の人が、私の所属していた部門に入ってきて、OOさんは何階ですかとか聞かれました。
外国人が入ってくることもあり、磁気テープを台車で運んでいた私が案内することもありました。
聞き返さず、ご案内しましたとも。
難しいことは言ってません。
「Mr. Ando is on the 3rd Floor. Please
take elevator to the 3rd Floor and go your left」
という感じで、中学生レベルですが、いつでも淀みなくハキハキ案内できました。
ある日、国内ビジネス担当の常務さんがいらして、やはり磁気テープ満載の台車を押していた私に言われた。「あれ、あなた貿易部じゃないの?」
若い私には、50代の常務さんは雲の上の人で、すっごく焦った。「いえ、私はずっとXXです。」と言って、なぜかいただき物の肉まんを分けていました。
常務のお名前も忘れたけど、焦って肉まんを差し出した、自分が若くておかしくて、なんだか覚えています。
その後、その会社を辞めるとき、別な部門の部長さんに、「ナタリー、外人と結婚するから辞めるんじゃないの?」と言われた。
のけぞったわ。
「外人と結婚するから、英語習ってて、辞めるって聞いたけど。」
「そんなことありません!」
叫んでました。
80年代最後、世の中の見方ってこんなもんだったということで。
いまなら、キャリア面談とかあって、他の英語を必要とする部門に行けたかもしれません。
いや、いや、今なら事務の女性というポジションは無いし、あっても正社員ではないから、やっぱりキャリアは自分でなんとかするしかないんだろうなー。