今年のノーベル物理学賞は赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏でしたね。
ノーベル賞は人類の生活に大きな影響を与えた研究に授与されます。今年は青色ダイオードでした。皆さんテレビでの報道で青色LEDの普及での意義をご覧になったと思います。過去にカップリング反応、不斉合成などでも日本人(中村先生はアメリカ国籍)が化学賞を受賞しています。
カップリング反応はいままでできなかった反応を可能にし、作れる化合物の幅を広げ、また作り方を簡単にするのにも貢献しましたしました。不斉合成は目的のものだけを効率よく作る研究です。
これらの研究は医薬品や電子部品の開発に大きな貢献をしています。より役立つ性質をもち、より安全で、よりコストの低い生産ができる物質をつくることに大きくやくだったから、ノーベル賞をもらったんです。
日本の化学研究は少なくとも現時点では超一流です。世界中の化学研究者が日本語の意味がわからなくても、日本の特許上の化学構造式をみています。中国人も韓国人もインド人も見ています。
でも最近は日本で化学を志す若者が減ってます。かわりに中国、インドの研究者が増え、論文の発表も特許の数も激増してます。いまの時点では皆さん日本の研究のレベルには及ばないとおっしゃいますが、20年後はわかりません。
日本人のノーベル賞受賞に若者が刺激をうけ、今の化学での日本の研究の厚さが維持されていって欲しいです。
なんかテレビ報道が、ズレてる気がして書いてみました。
画像はこの20年で世界中で2000回以上引用された中村修二先生の文献です。
