絵本100選 | treasures/525600min♥

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映画、本、アートの記録。

Casa Brutusの絵本特集。

ただおしゃれなだけじゃない?っていうチョイスも100選の中に混ざってたけど

(絵本雑誌のMOEとは違うチョイス)

魅力的な絵本や、絵本美術館の紹介、谷川俊太郎さんのインタヴューもあって読みごたえある!

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私、興奮してます。

今なら、子連れママの冷たい視線をよそに図書館の絵本コーナー占領しそう。


大興奮だったのが、「ラタタタム」!!

これ、「夜は短し歩けよ乙女」っていう本に出てくる絵本で、

架空の絵本かと思ってたんだけど、実在するんだ~!見てみたい!!

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絵本は、自分で選んだというより両親が買ってきたものが多いけど、どの絵本も好きだったな~。

特に、母がこれが好き!ってなるとそればっか買う人だから、同じ作家さんの本が何冊もあった。

こういう凝り方、母と私は似てると思う。

(1本映画を見たら、同じ監督の映画をコンプリートしようとするなど)


一番たくさん持ってるのは、マウリ・クンナスっていうフィンランドの作家さんの絵本。

フィンランドならではのクリスマスの準備をするサンタクロースの村の話とか、

夜働いている人を紹介する絵本とか、わくわくしながら読んだ。


サンタつながりで、レイモンド・ブリッグズの本は、今でもクリスマスが近くなると読みたくなる。

このサンタさん、普通の不機嫌な老人なところが好き(笑)

サンタといえばこの本もほっこり♥
サンドイッチとコーヒーがすっごく美味しそうに見える。
絵もかわいくて好きだったなー。

リチャード・スカーリーの絵本も大好き!

ファンタジーっぽいものより、

こういう働く人たちの本とかどこかの街の人の日常を描いた本とかが好きだった。


あとは何と言ってもピーターラビット!

これも母が好きで、すごい人気のある本だと思ってたから、

大人になって、「ピーターラビットって食器でしか見たことない」っていう人が結構多くてびっくりした。

レニー・ゼルビガー主演の「ミス・ポター」には、ピーターラビットのおはなしの文章がたくさん出てきて

すごく懐かしかった。

言わずもがなの「ぐりとぐら」は、うちにあったのは「ぐりとぐらのえんそく」だった。

くまのチョッキの毛糸がほどけてるやつ。

自分から好きになった絵本は、「きょうはなんのひ?」♥

小学校で人気だったよね。素敵なお話!

やさしいタッチの絵も好き♥


もう少し大きくなってから夢中で読んだのが「魔女図鑑」という魔女になるための本(笑)

魔法に使う材料が何かの実とか葉っぱとか(たぶん、日本にはない感じの)、

身近ではないけど、ちょっと頑張れば手に入りそうなものなところがまた子ども心をつかんでる。

魔女レシピ(ちゃんと食べられるものを使用)とか魔女ファッションとか、

ハロウィンのネタに使えそうなTipsが満載だから、今読んでも面白いかも。


あと、タイトル忘れたけど、おばあちゃんの家でパンを作ったら膨らみすぎて家からはみ出す話とか

歯医者さんに置いてあった「森の○○屋さん」シリーズも好きだった!

歯医者さんはキライだったけど、その本を読むのは楽しみだったの。


こうやって見ると、美味しそうな絵本とこまごま描かれている絵本が好きだったんだな。

その嗜好は今でも好きな映画や本に表れているな~。

三つ子の魂百まで。


Amazon貼りすぎてるみたいでもう貼れないけど、

江國香織さんの、「絵本を抱えて部屋のすみへ」っていう絵本についてのエッセイも面白いよ。