今日は月組の大劇場公演集合日ということで、なんだかそわそわしていた宝塚ファンのみなさんも多かったと思いますが、私もその一人。

人事(宝塚ではスターと言った方がいいかな?)関係は後で書くとして、まずは、「エリザベート」の新人公演の配役から。

画像: 宝塚歌劇団公式サイトより

 

トートには今回で新人公演最後の暁千星さん。エリザベートには、「雨に唄えば」でもヒロインをした美園さくらさん。フランツ・ヨーゼフには、輝生かなでさん。ルイジ・ルキー二には、風間柚乃さん。本役のルドルフの抜擢の話をこのブログでも書きましたが、新人公演でルキー二とは、劇団の期待の高さがうかがえます。そして、ルドルフには、彩音星凪さん。その他、気になる役としては、ゾフィーに麗泉里さん。マダム・ヴォルフに蘭世惠翔さん。マックスに周旺真広さん。などなど。

トートのさんは、元々ダンスに定評がありますが、芝居も歌も着実に力をつけているという感じがするので、とても期待が持てますね。エリザベートの美薗さんは、新公ヒロイン3回目でバウホールとACTシアターでもヒロインをやっているので、何の心配もない印象。

ルキー二の風間さんは、端正な男役さんのイメージがあるので、この個性的な役をどうやるかを興味深く思います。

 

この配役を見て、なんかどこかで似たようなのを見たことあると思われた方も多いと思います。2014年の花組のエリザベートがトップ娘役の退団公演。当時の次期トップ娘役の花乃まりあさんは本役で女官、そしてエトワール、新人公演でエリザベートを演じました。これになぞれば、月組の時期トップ娘役は。。。

「雨に唄えば」の配役を見て、そうかもと思ったりしたけど。

正解はどうなるのか???

 

と、宝塚ファンの楽しみ(トップ人事をあれこれ考える)をしたところで、今日は集合日の定番(?)の退団者の発表がありました。

 

トップ娘役・愛希れいかさんの退団なので、あと何人退団者がでるかと思っていたら、びっくり、組長さん憧花ゆりのさんの退団が発表されましたね。組長さんの退団ということで、退団後の組長、副組長の就任についても発表され、5月7日に副組長になったばかりの光月るうさんが組長に、同期の夏月都さんが副組長になることになりました。

 

憧花さん(研19)の組長さんも他の組長さんから比べれば若いと思っていましたが、次期組長、副組長は共に研17ということで、圧倒的な若さです。他組は一番ベテランの組長さんが研38、一番若い副組長さんが研19ですからね。もしも、次期月組組長もしくは副組長が退団ということになると次は現2番手、研16の美弥るりかさんというすごさ。とはいえ、他組も役についていない研17以上は、雪組の舞咲りんさんと早花まこさんのお二人だけ。宝塚は、ベテランが少ないんですね。だから、トップスターになれそうな人ばかりでなく、おじさん・おばさん役のあう人も入れないとダメなんですね。

独り言のようなことを書いているうちに、話がどんどんそれていきそうです。

さあ、月組は次期トップ娘役の発表を待つばかり。あと4か月しかありませんからね。