昨日の話題も冷めやらぬうちではありますが、今日は、タカラヅカ・ニュースの中のステージ・サイド・ウォッチ「落語で楽しむANOTHER WORLDの世界」Part 1をレポート。

画像: 宝塚歌劇団公式サイトより

 

落語家の5代目桂米團治さんと万里柚美組長と七海ひろきさんと有沙瞳さんのトーク。

米團治さんは、観劇をしての感想を「ブラボー!」と表現。谷先生の落語原作作品の中で一番よかったんだそうです。

そして、大阪弁がすごくできていたと言うと、万里さん「私は関西人なので苦労せずにセリフを言わせてもらっていたのですが、、、」、七海さん「茨城県出身なんですけど」、米團治さん「水戸からきたんですね」と下調べされていたのか元々宝塚がお好きなのかの返し。そして、七海さん「(台本が)矢印だらけで。関西出身の方に録音してもらって、ひたすら聞いて音で覚えるところから」と話すと、万里さん「日頃は逆なんです。標準語が変になまって「ちょっとなまってますよ」(これ自体がなまってた)と言われるんですが、今回は「その大阪弁ちゃうでー」って」

有沙さんは三重県の鈴鹿の出身というと、米團治さんが「鈴鹿なら大体いけるよね」と言ったけど、有沙さんは「なんとなくはなんですけど、少し違うところがあり、逆に抑揚が付き過ぎてしまったり」と話しました。関東の人間からすると関西弁は大阪と京都は違うのかなと思うけど、それ以外の違いがよくわからず、私も昔々半年くらい大阪にいた時、いろんな関西出身の同僚の関西弁が移って、わけがわからなくなってたことを思い出しました。

 

そして、米團治さんは「さんのあのもっていきようね。紅さんあってこそのこの作品。康次郎が生き生きして、一緒に地獄へ行こうよって、閻魔さまに私たちは1人であって1人ではないのです。のくだりで、楽しく言っているセリフでこっちもニコニコしながら、気が付いたら涙が出ていました」と感想。

また、「娑婆に戻ってきて、閻魔様をなぐる、あれは痛快です」とまだ映像では出てないお話をされてました。万里さんが「私は、母は強し、なんだって言っていたんですが、谷先生が、違う、この世にも鬼はおるって、ラスボスて言われてます」

 

Part 1の最後に七海さんが「あほの喜六を、こいつはあほやなとより思っていただくにはどうしたらいい?」と米團治さんに尋ねると、「紅ゆずるさんのようにやったら。あの人とことん喜六的なとこありますよ。関西弁で「ちょか(落ち着きのないさま)、なんですよ。何かをやった後でもう1つ何かやる。ブラッシュアップするには、さんと同じようなことをする」とアドバイス(?)しました。

 

喜六のアクセントについても、高い方の平板なアクセントで言うと大阪弁講座みたいな風に言ってましたが、関東在住の私にはあんまり違いがわからないかも。ろく(きを強調)ではないということはわかったけど。

 

Part 2は明日。でも雪組の稽古場情報もあるみたい。。。