今年26冊目はまめちゃんに借りた
押入れのちよ 萩原浩
失業中サラリーマン恵太が引っ越した先は
家賃3万3千円の超お得な格安アパート
しかし一日目の夜玄関脇の押入れから
「出て」きたのは、自称39年生まれの14歳
推定身長130cm後半のかわいらしい女の子だった
ままならない世の中で
必死に生きざるをえない人間(と幽霊)の
可笑しみや哀しみを見事に描いた
全9夜からなる傑作短編集
かなりやられた1冊
こんなにも引き出しを持つ作家だったとは
怪談話(?)なのに思わず笑ってしまう
あたたかさと
何故か同時に胸が締め付けられるような
切なさが味わえる不思議な作品
どれもよかったけれど
とくにコールと押入れのちよと木下闇がすき
