息子歳。小学3年生。
重度知的障害。
自閉症スペクトラム。
神経発達症。
発達障害。

支援クラスに在籍しています。

息子が卒園した支援センターで
保護者向けにお話をする機会がありました。
支援級にすすんでどう過ごしているか、変化したか、みたいな。

センターに通うお子さんの保護者は
子どもの発達にきちんと目を向けて
やるべきことを学ぼうとする熱心な方が多いと思います。

その中で、こんな質問を受けました
「知り合いで元支援級の先生をされていて、今は別の会社を運営されている知り合いがいまして。その方に聞いたら支援級の先生は、普通級を見られないできない先生が行くところって言うんですけど、どうですか?」

固まっちゃいました。

はい、赤文字部分とてもおかしいですよね。

「その方、支援級の先生だったんですよね?自分で自分をできない先生呼ばわりしてますが、信じるんですか?」

と私は思ったのです。
そうは答えませんでしたが。

「そもそも、今の学校の先生は皆さん特別支援について学ばれています。きちんと関わってくださっています。昨年の担任の先生は、転勤先も支援学校だったりしています。ほんとに先生方はプロです。その方は、、、残念な方だったんですね。」

とお答えしておきました。
最後の一文で、質問された方も何か気付いた風でした。

「経営者」っていう肩書だけで相手を信用してしまう。
あるかもしれません。

でも、
人を下げる言葉を発する方は信用できない
と、このお話させていただいた後
あらためてゆっくり考えたのでした。

人と話をするって
気を遣うものです。