トイレトレーニングについては、よく言われるのが
・2時間以上排せつの間隔があく
・言葉をある程度理解できるようになる

ここをクリアしたら始めましょう

ということのように思います。

発達障害はあっても、知的障害がなかったり、知的障害も軽度だったりすると、言葉はわかることがほとんどなので、トイレトレーニング開始の条件も満たしやすいのかなと思います。

実際のところ、児童発達支援施設でも会話のできる子はおむつが外れていることが多く、発語がない子はおむつなことが多かったです。

絶対ではありませんが。 

さて、我が子のオムツが外れた頃の話です。


発語はほとんど名詞です。
形容詞は「おいしい」「痛い」「熱い」「つめたい」のみです。
動詞は「行こう」「たべる」「ねる」は言うこともあります。
要求(〇〇ちょうだい、××やって、△△おかわり、だめ)はできます

2020年10月、息子が4歳7か月のころ、

発達支援施設からも

「まだちょっとトイレトレーニングには早い」

と言われおむつで過ごしていました。

少しずつ言葉を理解しているというのがこちらにも伝わってくるくらいには、言われたことを理解し始めていました。

しかし排泄の間隔はばらばらで、1時間のこともあれば4時間以上していないこともありました。

ですが家では、おむつではなくパンツで過ごしていました。

1時間おきにトイレに連れていきます。

そこで出ることもあれば、出ないこともあります。

トイレに連れていくときには必ず声掛けをしました。

ドアの前で「トイレ」と言い、座ってから「おしっこ」と言い、出たら「でたー。まる」と言い聞かせました。

トイレで出なかった後で失敗すると、服が気持ち悪いので、脱いで着替えようと親に知らせるようになりました。

そこでやったことは、ただ着替えさせるのではなく、濡れた服のままトイレに行って「トイレ」と言いきかせ、服を脱がせて座らせ「おしっこ」といいきかせ、「まる」と、成功した時と同じように言いきかせることでした。

11月、4歳8か月になると、2時間以上排泄の間隔があくことが増えました。

寒くて水分を取らなくなったこともあるかもしれません。
そして家で失敗することが劇的に減ってきました。
トイレで成功すると、自分から「まる」や「できたー」というようになってきました。

11月末に、家でほとんど失敗しなくなったので、再度施設と話し合い、パンツで過ごさせてもらうことになりました。

1日中おむつを外すとほぼ同時に、

「おしっこ」「トイレいこう」

のどちらかを言って

大人にトイレに行きたいことを知らせるようになりました。

そこから卒園までの1年4か月間、一度も失敗することはありませんでした。

 長々と書きましたが、、、、、

結局やったことは定型発達の子と変わらなかったのでした。
説明の言葉は単語でしたし時間はかかったかもしれませんけれど。

定型発達の娘の時の方が大変でした。

娘はトイレで出すのが怖いと泣いて拒否していましたが、下の子は怖いという思いはなかったように思いますし、トイレに行くのを嫌がりませんでしたから。

ただそれが、一般的な年齢よりもとても遅いというだけで。
 

トイトレが遅い年齢で始まったことで楽ができたところが一つだけあります。
補助便座をいちいちつけなくて良い!!
ということです。つけなくても落ちません。

補助便座だとありがちな、便座が汚れるのもなくて助かりました。

無理に進めて親子ともにストレスになるよりも、できそうなときが来たらやるのがすんなりの秘訣かもしれません。

 

何の参考にもならなかったかも・・・・