「おかーさん、外国の研修生の人から電話みたい・・・?」
外国の研修生?
最近は受け入れしてないけど、誰だろう![]()
考えながら電話に出てみると、元気な声が飛び込んできました。
「お久しぶりです!Eです!!」
「・・・Eさん?インドネシアの?」
「はい、そうですよ!!元気ですか?」
「今、日本にいるの?」
「インドネシアです」
Eさんは、19年前に来日していた研修生。
日本語はまだあまり話せず、たくさんの仲間と基礎研修を
一生懸命受けていました。
当時、多言語のクラブを伊勢で主宰し始めたばかりの私は、
「こんなにたくさんインドネシアの人が伊勢にいる機会はない!」と、
交流会を企画。
研修生にホストファミリーをマッチング、100人ほどでパーティーを
楽しみました![]()
クラブのメンバーも多言語初めて1か月、研修生のほとんどが
日本語も英語も話さない、そんな出会いでしたが共通の言葉が
少なくても五感をフル活動しておしゃべりを楽しみ、その後も
長く続く交流を育てている中でお互いの言葉がどんどん話せる
ようになっていく様子は、赤ちゃんが話せるようになっていく過程を
猛スピードで
見るようでした。
Eさんは研修中に体調を崩し、病院で風邪と診断され、貰った薬も
きちんと飲んでいましたが病状はどんどん悪化し、とうとう大きな
病院に運ばれてしまいました。
連絡を受けて飛んで行ったら、腹膜炎になり手術を受けたとのこと![]()
最初の病院で、症状がうまく伝わらなかったのでしょうか・・・
運ばれて来た時には、かなり酷い状態だったようです。
手術は無事終わりましたが2か月ほど入院することになり、
週に3回ほど
様子を見に行くことになりました。
言葉がわからない、宗教上の食べ物の制限もあり、いろいろな
トラブルもある勃発する中で、Eさんに説明したり、注意したり、
同室の患者さんとの橋渡しをするうちによちよち状態だった
私のインドネシア語も鍛えられました(笑)
日本での研修を終えた後は帰国し、結婚して一児のパパに
なったと電話をくれたのは、何年前になるでしょう。
そしてまた、今夜突然電話をくれました。なんだかとても雑音の
多い電話で、Eさんの一生懸命な日本語に私がインドネシア語で
話すという妙なやりとり![]()
今は二児のパパになっているのだそう。幸せそうで良かった![]()
そのことが、インドネシア語で伝えられて私も嬉しかったです。