20日は私のドイツ人の友達との送別会。
彼らがいてくれたおかげで、私も日本人のいない町での生活も孤独に陥ることなく楽しく過ごすことができました。 その感謝の気持ちを伝えたくて友達を招いて、イフラヴァで一番おいしいレストラン「Tři Knižáta(トゥシクニジャータ)」で送別会を開きました。
ちなみにこのレストラン、発音が難しいのでなかなかチェコ人に言っても通じませんが(苦笑)、イフラヴァで唯一ミシュランの星を持つレストラン 日本人にとっては、それからプラハのレストランから比べると破格に安いですが、イフラヴァでは間違いなく一番高級なレストランです。味に間違いがないので私たちが人を招くとき、おいしいものが食べたい!と思ったときはまずここに来ます。
うちから歩いて3分というのも超うれしい
ちょっと早めに行くと、そこではハイケが旦那さん、娘のアメリちゃん、そしてご両親とお食事していました。あとから聞くと旦那さんのご両親のようでした。
ハイケはご両親が一緒なので、こちらのテーブルには座りませんでしたが、ご夫婦そろって挨拶に来てくれて、ハイケや旦那さんのホームタウンの写真集をプレゼントにくれました♪ 白ワインで有名な土地らしく、またドイツに来ることがあったらぜひ行ってほしい、と言ってくれました^^
アメリちゃんもとても人懐っこいかわいい女の子で、会えてうれしかったです♪
招待した方たちが集まってきました。カルメン、旦那さんのディータさん、グレッグ、ブリッタ、アンナ、ターニャ、クラウディア、クリスティンご夫妻です。
家や体調の都合で来れなかった人もいましたが、その方たちからもメールで温かい言葉をいただきました^^
レストランでは今までになかったメニューを発見!!なんと「TEMPURA」とあるではありませんか!!話の種に何人かが注文しました。私には一人分は多そうなので旦那さんとシェア☆
それはズッキーニ、えび、鮭と白身魚の天ぷら! 天ぷらつゆではなく、マヨネーズとゴマソース(ごま入り甘みそだれっぽかったです)でいただきます!新しいっ 揚げ方もよかったし、けっこうおいしかったです
そしてみんなからのプレゼントタイム
箱を入れた袋からクルテック(チェコで有名なもぐらのキャラクター)がのぞきました^^
カルメンがクルテックに向かって「しーっ!ちょっとおとなしくしてて。」と小芝居をして笑わせました^^
カルメンが私との思い出を語ってくれてちょっと泣きそうに・・・
カルメンのなんといっても一番の思い出は朝の挨拶。
ヨガに行く時、私はいつもカルメンに車で拾ってもらっていたので、朝ドイツ語で「グーテンモルゲン」と挨拶していました。「日本語でなんていうの?」と聞かれたので「おはよう」だよ、と教えると、何を勘違いしたかカルメンはその次の回に私の「グーテンモルゲン」に対し満面の笑みで「オタワ!」と言いました
どうやら「おはよう」の発音を教える時に「アメリカの州のオハイオに似ている」と私が言ったのを、似た発音で頭の中にインプットされたのでしょうね。未だに笑いのネタです☆ アメリカの州がいつの間にかカナダの町の名前になってしまいましたが^^このネタはドイツ人の友達はみんな知っています☆
みんなからもらったのはボヘミアンクリスタルのワイングラスセットとシャンパングラスセット。クリスタルなので重厚感があって上品な感じです☆それからディータさんのおすすめワイン
こんな凝ったつくりのグラスセットは持っていないのでうれしい~♪♪♪
あ、また引っ越しの重量が増えました。大丈夫かな??いや、なんとしてでも持って帰ります!!皆さんからいただいたものはすべて宝物です
そして会計をしに行った時、旦那がレストランの人に頑張ってチェコ語で「もう日本に帰るので、ここに来るのは最後になります。」って伝えたら、お店の人みんなが握手しに来てくれたそうで、帰り際にはお店からもワインをいただきました!!「Good luck」と店の名前入りで書いてあって、感激です味もおいしいしサービスもいいっ!!
そんなに頻繁に行っていたわけではないですが、イフラヴァにいる中国系やベトナム系のアジア人が行くようなお店ではないので、私たち日本人はかなりインパクトがあったようです。お店からもお心遣いいただいてうれしい限りです。
レストランでは席は店の一角で他のお客さんもいたし、会も終始和やかに進んだので、今回は泣かなくて済みました^^ 18日にカルメンとカフェでお茶した時に私が書いていった手紙を読んでカルメンが目をうるうるさせて、それにつられて泣きそうになったので、カルメンの顔を最初に見たときはやばかったですけど。。。^^;
会ではうちの旦那さまがみんなに私と仲良くしてくれたこと、そのおかげで私が日本人のいないイフラヴァの町で楽しむことができたことにお礼を言ってくれました。カルメンは旦那に「Naokoとは考え方がとても似ていたからすごく話してて楽しかった。」と言ってくれたそうです。 ドイツ人の友達にとっても折り紙をしたり、私が日本食を作ってごちそうしたことなどは新しい文化を知ることができて楽しかったようです。
引っ越ししたら連絡先を教えあうことやスカイプアドレスを教えあうことをみんなで約束しました。
もらったクルテックと私たち夫婦 クルテックグッズ欲しかったのでうれしかったぁ♪
旦那の会社はドイツにはたくさんあって、イフラヴァで一緒だったメンバーもご主人の配属先によってどこに住むか変わるので、近くに住むとは限りません。みんなは私たちが今度はドイツ赴任になるといいのに、と言ってくれました。
私たち自身もそう思います!!そしたら誰かとは近くに住んで会えることができるかな^^
ドイツ人のコミュニティに一人日本人が入ることは、ドイツ語がわからない私にとってはかなりのチャレンジでした。でも積極的に顔を出すことで、私がいることを認知してもらえて、私には英語で話してくれたり、英語でその時のみんなの話題を説明してくれたりする人ができて、人数が少ないとドイツ語で話した後、まったく同じ話をもう一度私の為に英語で話してくれたりするようになってきました。そして個人的に食事にお招きいただいたり、ランチやお茶をするようになったり^^本当にありがたいことです☆
人のおもてなしの仕方も彼らから学んだし、こんな女性になりたいという憧れの女性にも出会いました。ドイツ人の友達との出会いはホントに私にとってチェコ生活の支えでした。ホントに感謝の気持ちでいっぱいです。
今の時代は遠くに住んでいても時差があってもネットでつながることができるし、この縁を大事にしていきたいと思います。
今度みんなと会える機会があったら、それまでにドイツ語を勉強してみんなと同じタイミングで笑ったり、冗談を言えるようになれたらいいな
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