先週はアップル元CEO
スティーブ・ジョブスが亡くなったニュースが
世界を駆け巡りました。
日経新聞に小柳建彦編集委員がジョブスについて書かれた記事で
自社の事業のとらえ方を考えさせられる記事がありました。
記者がジョブスへのインタビューの中で
「『マッキントッシュ』(マック)というパソコンの特徴」
を尋ねたところ
すかさずジョブスから、
「マックはパソコンではない。マックはマックなんだ」
と反骨心丸出しのコメントが返ってきたとのこと。
ジョブスは自らの製品や考え方を
既成概念にあてはめられるのが大嫌いだった
というような内容だった。
記事のこの部分を読みながら
ユーザー、お取引先、投資家の方々などの視点で
自社の事業を考えてみると
どうしても一定の基準や比較対象が必要で
あそこと比較して御社の特徴は?とか
業界の中での位置づけはなどと
比較対象と比べられながら見られる。
それはやむを得ないことだとは思うのだが、
怖いのは、自分たち自身が
その比較基準だけで自社のサービス、事業を
見るようになってしまうことではないかと思う。
他と比較した視点も必要だとは思うが、
どこかでは
「こんなことが実現できたら」
「こういうサービスが生み出せたら」
という視点から常に考えるということが
大切ではないかと感じる。
自分たち自身に
「事業創造の暗示をかける」。
これぐらいやって
初めてワクワクするサービスを生み出すことができる、
ベースができるのではないかということを感じます。
もうひとつ、記事に
ジョブスは取材中何度も
「消費者は賢い」と繰り返し、
また同時に
「消費者は自分ではどんなものが欲しいのか分からない」
とも語ったとあった。
一見矛盾する考え方のように感じるが
私が感じたのは、
消費者の視点で徹底的にサービスや製品を作りこみ
そして、それをだれもがわかるように
使い方や特徴を明快に提示しなければ
モノやサービスは利用してはもらえない
ということではないかと思う。
これでもかというぐらい明快に、もしくは何度も伝えて、
初めてその特徴の一部を理解してもらえたり、
「あっ、これほしいかも」と思ってもらえるのではないかと思う。
トレジャー・ファクトリーの事業では、
「リユースをだれもが当たり前に行う世の中を目指し
新たな価値を創造する。」
こんな取り組みをこれからも続けていきたいと思います。
スティーブ・ジョブスのご冥福をお祈りします。