久々のブログ更新です。
改めまして福岡県宗像市のシンガーソングライターのtre(トレ)と申します。
2022年が間もなく終わろうとしておりますが、皆様は充実した1年でしたでしょうか。
私はとても充実した1年でした。
ソロでの弾き語り活動の復活。
自分にとってここ数年での一番の出来事で、大げさに言えばパラダイムシフトが起きました。
5月に弾き語り活動を復活してから、10本ライブをさせていただきました。
今日はそれぞれを振り返りながら、久々の更新とさせていただきます。
1.2022/5/8「博多01 vol.42」
このライブが決まってからこのライブまでの間は葛藤の嵐でした。
赤間53clubの閉店とともに弾き語り活動から遠のいてから
実に3年ぶりでのソロでのステージで、
とある目標のために復活を決意はしたものの
具体的にどうやってステージを作っていこうかをずっと考えていました。
ライブまでに何回かアクアリウムに通っては自分のライブのイメージを作り上げて
良いと思った人にはなるべく声をかけて話を聞いて
20分のセットリストを片手に向かったのを覚えています。
自分のライブ、環境音を用いてライブをするというのはこの日から実践しておりました。
大人気もなく、絶対に爪痕を残してやるんだと思っておりました。
当日は本当に初心者の人たちばっかりか?というくらい実力者ばかりで
それでいて優しい方ばかりで、これは浮いたセットリストを持ってきてしまったと
思いながらも持ってきたものはしょうがないと
このまますると決めました。
ステージを降りた後のなんだあいつって雰囲気は今でも覚えています。
ライブのタイトルは「入口」。
曲目は
1 入口
2 モダン・ロマンス
3 キッチン
4 シネマ
でお送りしました。
2.2022/6/19「弾き語る夜 vol.66」
この博多01の出演前に打診されたのを覚えています。
アクアリウムのレギュラーイベントの一つである「弾き語る夜」に
ライブを観る前に打診されてより緊張感が高まったのを覚えています。
何よりもアクアリウムと繋いでくれた恩人の大賀海君との共演ということで
気を抜けないなと思ったのを覚えています。
01のときよりも準備期間が短かったのがネックだったのですが、
6月という季節に救われて、ストーリーは作りやすくて
雨を主体に作りました。
出演されていたのはアクアリウムにほぼ毎月のように出られている方ばかりで、
その中でトリを任されてまた緊張したのを覚えています。
ライブのタイトルは「雫月」
1 入口
2 水の国へようこそ
3 雨が降っていた
4 マウス
5 moon in the noon
6 シネマ
3 2022/7/18「弾き語る夜 vol.71」
この日はどうしてもカバー曲を入れてみたいというそんな一日でありました。
というのも夏にライブをするということがあまり経験がなく
前回が季節ものを扱ったので、夏っぽく仕上げたかったのです。
この日のライブのイメージとしては
「軽音部の大学生がバンドのコピーをしていて、
それを懐かしく思うという曲からの
そんな日々に僕は手を振るんだ」っていうストーリーだったのですが、
ここで改めて解説を加えているということはあまり伝わらなかったということで、、、
ニッチな曲を選んだ自分が悪いんです。はい。
この日の出演者の方々もよく出られている方々で、お二方とも声が好きでした。
またお会いしたい方々です。
1 7月/bloodthirsty butchers
2 夏の日の午後/eastern youth
3 透明少女/number girl
4 前歌
5 マウス
6 飛行機に乗って
7 手を振る
4 2022/8/14「AQUARHYTHM vol.71」
この日は今でもはっきりと覚えています。
初めての突発だったので遅れてアクアリウムに到着したのですが、
ちょうど透明ねお君がリハをしていたんです。
持っているギターを見ると「あれ?俺のギターがそこにある」ってなりまして
自分もリハをすると向こうも目が少し変わってあれ?って顔してて
あとから話してみるとメーカー同じ、型番同じ、使ってあるピックアップ同じで
違うのはトップ材と多少の部品くらいという運命的な出会いをしました。
furch使いということと深居優治さんが好きという共通点、そして同い年ということもあり、4人の出演者の中で
ライブ前に2人だけテンションが上がっていたのを思い出します。
いやあ、あの日の邂逅だけは何度でも繰り返したい。
お二人も凄く優しい方で、後にも仲良くしてくださる方ですごくいい一日でした。
そして名曲「水槽ニューウェーブ」の初披露の日でした。
アクアリウムという空間がすごく素敵な空間であることを曲にしたいと思って
持って行ったら案の定よく思ってくれてうれしかったです。
1 水槽ニューウェーブ
2 二人のアカボシ/キンモクセイ
3 moon in the noon
4 モダン・ロマンス
5 手を振る
6 シネマ
5 2022/9/17 「アクアリウム4周年記念 special live 6th night」
この日はちょうど台風の前日だったのを覚えています。
まずこの日に呼んでいただけたことが嬉しかったです。
浅い付き合いですけど本当にいいんですかって何回か確認した記憶があります。
本当はバチバチに固めたセットリストを持っていこうと思っていたのですが、
お祝いしたいっていう気持ちが強くて、比較的ライトにしようと思ったんですけど
いくつか爆弾を用意してて、
・深居優治さんの「君という雨」のカバー
・雷を落とす演出
・過去の曲の中で一番難しい曲「月」
という3つ。
この日くらいから「treってヤバいやつ」みたいな風潮が漂い始めたような気がします。
たまきうさこさんに「私晴れ女なのに、treさんのせいで雨が降ったんだ」と言われました。
実際次の日鹿児島本線が止まるほどの台風で、アクアリウムに観に行く予定を取りやめた記憶があります。
本当にいい一日でかたじけナイトDanceさん、たまきうさこさんも素敵な演奏で
また是非ご一緒したいと思ってます。
1 水槽ニューウェーブ
2 君という雨/深居優治
3 雨が降っていた
4 ハニーナイト
5 月
6 2022/10/9 「AQUARHYTHM vol.74」
この日は自分にとってすごく大事な日でした。
ライブの演出でもそう、伝えたいこともそう、今までのライブの集大成を
ここで出してやろう、尖りに尖ったものを出してやろうという思いで気合が違いました。
それも相まってかこの日はいつも以上にバチバチとした雰囲気の漂う日だったのを覚えています。
いままでのアクアリウムとは少し違う、ほかの箱に出ているような雰囲気、
自分がかつて弾き語りをやっていた時と同じような空間でした。
山本慶彦さんのライブで一気に会場が引き締まり、アクアリウムのイベントではなかなか見ない
緊張感に包まれたのを覚えています。
きっとかつての自分だったら飲み込まれていただろうなと思います。
でもあの緊張感がなければあんなにいいライブは出来なかったと今でも思います。
自分の用意した演出はlineの通知音。
ライブ中に本当に芝居じみたことをするという挑戦で、
絶対に失敗はできない、恥ずかしがってはいけない
今ライブ映像を観返しながら書いているのですが、背筋がゾゾっとします。
結果としては大成功で、後にこのライブの評判が11月のライブを苦しめるわけですが、
それは別の話で。
この日は特に濃厚な一日でした。また是非ご一緒したいです。
1 ハニーナイト
2 moon in the noon
3 手を振る
4 あかいまち/suiu.
5 シネマ
7 2022/11/5「弾き語る夜vol.80」
この日のライブの組み立ては非常に苦しんだ記憶があります。
アクアリウムに通いつめていたので、529411さん以外は全員顔見知りという状況で
包含してうまく表現できないかと模索した回でした。
オカモトさんに賄賂(タバコ)を渡してオカモトさんの曲をSEにして使わせてもらったり
雷の演出をリベンジしたりとチャレンジはしましたが、
いまだにライブ映像を観返せない回の一つです。
しかし新しい発見もあって、演出が凝りきれなかった分楽曲に注目していただいて
曲をいつも以上に褒めてもらえました。
演出を凝れば凝るほど曲が埋もれることもあるのではないかという
今までのライブだけでは見つけれなかった回でもありました。
このライブは噛みしめていきたいと思いました。
この日の出演者の方々は本当に優しい方ばかりで、またお会いしたい方々ばかりです。
SE おでんのゆくえ(inst)/オカモトタケシ
1 水の国へようこそ
2 雨が降っていた
3 セレーネー
4 シネマ
8 2022/11/13「GOLDEN AGE vol.6」
打って変わって次週はゴールデンエイジというイベントで、
80年代90年代の楽曲のカバーのみのライブという
なかなかセットリストを組むのに痺れるライブでした。
しかしセットリストを組むところから楽しくて、やりたい曲とできる曲と挑戦する曲と取捨選択して
過去一ライブをするのが楽しみな一日でした。
案の定リハーサルの時からめちゃくちゃ楽しくて
年甲斐もなくワイワイキャイキャイしていました。
お二方とも選曲も歌もギターも最高で
若い人間が昔の曲だけでキャッキャできた貴重な一日でした。
この日はもう一度繰り返したいです。
1 さすらい/奥田民生
2 ルビーの指環/寺尾聡
3 リバーサイド・ホテル/井上陽水
4 接吻/オリジナル・ラブ
5 悲しみは雪のように/浜田省吾
9 2022/12/11 「AQUARHYTHM vol.80」
この日はアコースティックユニット「雨、やまないね、」での出演でした。
この日の伏線としては、8月に対バンしたときから仲良くしていた透明ねお君が
9月の自分のライブを観てくれていてそれでユニットを誘ってくれました。
ユニットを組んだ経緯は単純で、「2人ならば俺たちは深居優治になれるのではないか」
というものでした。
ギター一本とエフェクターの彼にギター2本で対抗しようと息巻いたのですが、
練習に入るたびに徐々に「あれ、めっちゃむずくね?」「ここどうやってやるの?」
とお互いがお互いを研究しあいながら、深居さんのライブも観て映像もみて音源も聴きながら
あーでもないこーでもないとキャッキャしておりました。
あとはお互いがどういう音楽人生を歩んできたかという話にもなったり、
共通の知り合いも一人どころではなかったりと
活動していたステージ、場所は違えどあの時代確かに2人とも
音楽をしていたんだなあとしみじみしました。
結局深居優治さんのコピーを志して挑戦した結果わかったことは
「俺たちは深居優治にはなれないけど、彼も俺達にはなれない」
というありふれた結果でした。
でもまた挑戦してみたいですね。
そしてあの日の出演者の皆様には感謝しかありません。
我々「雨、やまないね、」と
「君、やってるね、」(佐久良ソラ)君、
「僕、知ってるよ、」(上田一樹)さん、
「僕、知らないよ、」(akira)君、
と流れを作って下さりありがとうございました。
最高に笑いました。
1 翅色の白昼夢/深居優治
2 君という雨/深居優治
3 白痴/深居優治
4 雨がふっていた/tre
5 葵/透明ねお
10 2022/12/18 「弾き語る夜 vol.84」
この日はだいぶ前から決まっていたような気がします。
アクアリウムに通い始めてから、そしてそれ以前からもお名前を拝見していた
瀬戸口恵さんとの初めての共演で、
また以前一度観たことのある朱理さんとの共演で
すごく楽しみな一日でした。
この日のコンセプトは「話すこと」と決めていて
何を話そうかなと思った結果、等身大の自分を出せればいいなと思い
2022年の振り返りと自分は何者なのかということ、
あとは自分のライブをするということを心掛けました。
結果的に11月のライブが功をそうして、バランスのいいライブが出来たと思います。
この日も雨のSEと飛行機のSEとを使って
飛行機のSEもバシッとハマるようになってきました。
雨の人ってイメージが強くなりすぎてもあれですしね。
まあこの日も雨が降ったんですが、、、
お二方とも素敵な演奏、パフォーマンスでぜひまたご一緒したいです。
1 前歌
2 マウス
3 雨が降っていた
4 モダン・ロマンス
5 東京文学
6 飛行機に乗って
以上10本のライブをさせていただきました。
最後になりましたが、こんなにセットリストのめんどくさい演者を快く引き受けてくださった
Live café&bar アクアリウム様
本当にありがとうございます。
そしてそこで出会った多くのお客様、ミュージシャンの方々
本当にありがとうございます。
来年も研鑽を積み、より一層良い曲、良いライブを作っていくことをお約束して
今年の更新とさせていただきます。
ここまでの長文を読んでいただきましてありがとうございました。
またいつかお会いしましょう。
from 赤間53club
tre