トラウマ | フクロウのひとりごと

フクロウのひとりごと

愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
おもに吹奏楽の活動に役立つ情報を発信中!
バンド指導をご希望の方はお気軽にご連絡ください。

みなさんはトラウマになっていることってありますか。小さな頃の体験が原因だったり、苦手に思っていたもの、それを克服しているはずなのに、身体はどうしても、そう反応してしまう…、そんなことってありませんか。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

 

 

  ガス爆発

 

じつは、小学校に上がったばかりの頃、ガス爆発を起こしているのです。
といっても、ごくごく小規模のものですけど…
ガスコンロでいたずらしていたら、ガスが漏れていたようで、顔まで一瞬炎が…
そのこと以来、怖くて長いことガス器具にさわれませんでした。
学校の調理実習なんかも、コンロの扱いは人に任せていました。
中学の頃までそうでしたね…
なせガスが漏れたのか、どう扱えばいいのか、もうわかっているはずなのに、

やっぱりさわれなかった…
もちろん今は大丈夫ですけどね。

 

 

  エスカレーター

 

子どもの頃、下りのエスカレーターに乗れない子でした。
親に連れられてデパートとかに行くと、下りエスカレーターに乗れず、
「早く来なさい」なんて言われました。
特になにか体験(転んだとか)があるわけではないと思うのですけど、

ただ怖かったのですよね…
ちなみに高所恐怖症です。
もちろん今は全然大丈夫ですよ。エスカレーター。
でも、下りのエスカレーターを見ると思い出しはします。
子どもの頃は乗れなかったんだよな、って。

 

 

  ネコに…

 

これは多分まだ小学校に入る前のことだと思います。
うちで飼っていたネコが、ぼくの左膝を引っかいたのです。
あまりよくはおぼえていないのですけど、大騒ぎになったことだけはおぼえています。
そして、その引っかき傷は、長いこと消えませんでした。
じつは今でも、うっすら消えずに残っているのです。
こんな何十年も消えない引っかき傷って…
でも、このことでネコが苦手にはならなかったのですよね。
ならなかったと思います。多分…。記憶している限りでは…

 

 

  身体の反応

 

みなさんは、なにかそんなトラウマはありませんか。
そして、そのトラウマ、なぜそうなのか、どうすればよかったのか、

新しいやり方や仕組み、そういうものを頭では理解克服していても、

その場になるとどうしても、身体がそう反応してしまう…
そのやり方を使わなくても大丈夫だと重々わかっているはずなのに、

身体の反応はどうにもならない…
新しいやり方をすでに手に入れているのに、その場になるとどうしても、身体が反応してしまう…
こういうのって、トラウマというのでしょうかね…

 

 

  時間をかけて

 

それまで時間をかけて身体にしみ込んでしまった、古いやり方。
新しいやり方を手に入れて十分試して、もう大丈夫だとはわかっていても、
いざその場になると、身体は嫌ほど古い反応をする。
どうにも止められない…
一体なぜここで今そう反応するのか、論理的には説明がつかないのだけれど、

その反応はむしろ強くなる。

さて、こういうのって一体どうすればいいのでしょうかね。


死ぬまで克服できないかもしれないけれど、それでも諦めないから!