リーダーシップ | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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みなさんリーダシップという言葉をご存じかと思います。仕事の場ばかりではなく、部活動や団体の指導者、指揮者、リーダーなどにも通じるお話を見つけたので、きょうはそれを紹介したいと思います。

 

こんばんは。

トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

 

 

  自衛隊流…

 

きょう紹介するのはこちら。

もと自衛官が語る、リーダーシップの3要素のお話。

ビジネスと書いてはありますが、ビジネスシーンに限った話ではないと思います。

たとえば教育現場などにも通じる話なのではないでしょうか。

 

 

いがでしたか。

 

 

  やり方は人それぞれ

 

いろいろなリーダーさんや指導者さんを見てきて思うこと…

良くないのは、自分の決めたひとつのやり方を強いること。

こうじゃなきゃいけない、これ以外は許さない、というもの。

これ、たいていうまくいきません。ほぼ失敗すると思います。

そうではなく、細部ややり方は人それぞれだということ。

大筋、本質がしっかりしていればそれでOKだと思うのです。本質。

それを伝えることが大切なのかな、と思うのです。

特に楽器など、ほんとうにやり方は人それぞれだと感じます。

 

 

  人間なのだから

 

自分の管理も大切だと書かれていますね。

プラスの感情は出しても、マイナスの感情は表に出さない…

でもこれ、無理な話だと思うのですよね。

だって、人間だもの。

だから、それを出さないように押し込めるのではなくて、

それをどんなふうに出していくのか、だと思うのです。

これには自戒も込めます。

マイナスは出さない、なんて思っていたら、身体を壊します。

 

 

  指揮・管理・統御

 

さて、文中に書いてあった、陸上自衛隊に伝わる『指揮の要訣』、引用してみます。

指揮下部隊を確実に掌握し、明確な企図の下に適時適切な命令を与えてその行動を律し、もって指揮下部隊をしてその任務達成に邁進させるにある。この際、指揮下部隊に対する統制を必要最低限にし、自主裁量の余地を与えることに留意しなければならない。指揮下部隊の掌握を確実にするため、良好な統御、確実な現況の把握及び実行の監督は特に重要である

これを、たとえば指導の現場を想定して言い換えてみますね。

 

メンバーをよく観察し、目的はなにか、なぜこれをするのかがちゃんと伝わる指示を出す。

それによって、どう動けばいいのかをはっきりさせ、チームが目的に向かって行けるようにする。

指示はできるだけ少なくし、自分たちで考えたり判断したりする自由を持たせる。

モチベーションを与えること、そして、よく観察し、チームをよくわかっていることは特に重要。

 

ほら、いろいろな場面にあてはまる、とてもいい考え方のように思います。

ぼくもよく参考にしたいと思います。

 

さて、みなさんはリーダーシップってどういうものだと思われますか。