スローサイクリング

サイクリング、最近少し興味がある。
そして自転車で走るなら断然遠くに行くよりも、普段、
ジョギングするには少し遠く、車だと立ち寄りにくい場所が
僕のお気に入りである。

とある著書でスローサイクリングを題材にしたものがあった。
それは未知の街、あるいはお気に入りの街を自転車ならではの
路地を走ったり、町並みを楽しんだり、そういう視点で楽しむ
そういうエッセィであった。
僕はいたく共感したのである。

僕が住んでいる彦根市は、一般論では無いようなところもあるが、
城下町で出身地が彦根で無い人間からしてみたら面白い街である。
しかし、城下町であるが故、車で行くと止める場所も観光駐車場か
少し離れた優良駐車場になったりするのである。

そういう時に自転車は有効な手段である。
市街地のほうに行って、裏道に入って、そういうことをするのには、
自転車で行くと身動きがとりやすいのである。

また、少し南に下がった近江八幡あたりも自転車で走ると
楽しい街のようである。ここも駅から、面白いスポットが
少し離れているからである。

さらには電車移動＋レンタサイクルのほうがいいと思うが、
京都市内も自転車のほうが断然身動きがとりやすいと思う。

どこをとっても、距離を稼ぐのではない。
ゆっくり走りながら景色や街の雰囲気を楽しむのがいいのだ。
もう少しいい自転車が欲しいと思うようになった。
もう少しいい自転車に乗ったら距離とか負荷を楽しむかな？
いや、でも僕はスローサイクリングを楽しんでいたいと思う。


～今日のあとがき～
自転車に乗り始めたのは、たまたま通勤が自転車がわりと
都合良かったということからなのだが、それを機に割といろんな
ところに自転車で出ていくことがあったりする。
それほどいい自転車ではないので、無茶をするには
怖いのだが、普段、交通手段に困る場所にいくのには
非常に重宝している。
自転車、意外と高価な趣味のようである。
僕には楽器というお金がかかる趣味があるので、
あまり他の趣味にお金はかけられない。
なので、ほどほどの自転車でスローにサイクリングを楽しむ。
そういう意味でもスローサイクリングが僕に合っているのかもしれない。