比較級を使いこなせる方は少ないようです。
多くの人は、比較級構文を決まり文句のように覚えているため、
長い文章の中でこの文法を使うことが出来ないのです。
例えば良く使われる構文で、as asという同等比較があります。
「彼は私と同じくらい背が高い。」
He is as tall as me.
これなら簡単ですので、すぐに作ることが出来ますし、
文法を分かっていなくても何となく応用することができます。
例えば、「彼は私と同じくらい背が低い」、と言いたい場合、
He is as short as me.
というように、形容詞の部分を変えることで応用することができます。
また、「あなたは彼女と同じくらい背が高い」という場合は、
You are as tall as her.
というように応用することも可能です。
ですが、これよりさらに上のレベルの応用するとなると、
出来る人が極端に少なくなります。
例えば以下の例文はいかがでしょう?
「私は昨日、彼と同じくらい英語を勉強する時間がたくさんあった。」
もし、as as構文を決まり文句として覚え、
asとasの間には一語しか入らないという風に覚えていたら、
比較級は使いこなすことができません。
私なら以下のように英作文します。
I had as much time to study English yesterday as he (did).
こういった文章を作れるためには、
先ずは2つのasの品詞と意味を理解しなければなりません。
1つ目のasは副詞であり、「同じくらい~」という意味です。
2つ目のasは接続詞(もどき)であり、「~と比べて」という意味になります。
(この接続詞もどきは本当の名称は疑似関係代名詞と言われるものですが、
別の機会に説明します)
この理論を理解すれば、ネイティブのように英語の語順で比較級を作ることができます。
ですので、実際の上の文章を作る際は下記のような思考になります。
「私は同じくらい沢山の時間があった、英語を勉強する、昨日、彼と比べてね。」
では、2つ目のasは接続詞ですが、he didで終わっています。
この文章は本来、
I had as much time to study English yesterday as he had much time to study English.
という長い文章なのです。
ですが、英語は同じ単語を繰り返すのを嫌う言語なので、
didという代動詞を使って短くしているのです。
このような理論を分かったうえで英作文をすれば、asとasの間がいくら長くなっても
正確な英文を作ることが可能です。
では、次の文章はいかがでしょう?
「通訳者になるには、会計士になるのと同じくらい時間がかかる」
It takes as much time to be an interpreter as (it does to be) an accountant.
2つめのasが接続詞という事を理解していれば、it does to be an accountant.
という文章を作ることが可能です。
慣れてくれば、下記のように引き締まった英文も作ることが可能です。
「彼女は何としてでも通訳者になると決めているので、彼の2倍一生懸命英語の勉強をした」
She studied English twice as hard, (being) determined to be an interpreter at any cost, as he did.
上の文では、分詞構文を使って文中に挿入したパターンです。
このように、一度as asの理論を理解してしまえば、
他の文法と組み合わせて無限に応用することができます。
比較級をもっと詳しく知りたい場合は、
私の運営しているホームページにて無料公開しておりますので、
そちらをご覧ください。 (2014年4月下旬完成予定)
市販の辞書や参考書には載っていないノウハウですのでかなり有料級な情報です。
初級レベルの学習ページにて説明しております。
http://www.honmono-eigo.com
現段階では初級レベルの比較級の作り方しか説明しておりませんが、
今後は中級レベル以降の比較級の作り方もアップする予定です。