こんにちは宮崎です。

$リアルな感動は体験から生まれる

バタバタしていて、またも更新が疎かになってましたが、社員から突っ込まれたので少々書きたいと思います。

2/16、2/17に、中西俊博コンサート Leapingbow 2013 Reel’s Trip~踊る大地~を行いました。
自分としては、仕込みにおける音作りをさせて頂きました。
なのでその事を少し書きたいと思います。

青山円形劇場は、その名の通り舞台が円形で奏者が真ん中と言う特殊な作りです。
ですのでそのまま音を作ると全ての反射音が真ん中に返ってくると言う状態、音響的には非常に難しい会場と言えるでしょう。

自分が音を作る時に考える事は、幾つかあります。
まず基本の音をなるべくフラットにする事です。

でもこれが意外と難しい、会場の特性もあるのでそれに合わせてGEQで調整します。
お客様の居ない状態で居る時を想定して作るのは基本ですが、リハはお客様が居ない時にお客様がいる状態の音響にしないといけないので、何と言いますかリハ用の調整と本番用の調整が必要なんです。
でも自分はこの日PAオペでは無いので本番用によった形で作りましたが、そうすると演奏するミュージシャンが色々思うわけですね…。
とは言え、会場の特性とお客様の状況に合わせて出来る限りフラットにする事、そして全体が作り上出来ないならお客様を優先してフラットにすると言う事です。

そして、次に演奏者が聞いている音と会場が聞いている音を一緒にする事が大事です。
そしてこれが難しい、なぜなら会場に聞こえる音のSPとモニターに使っているSPが違う事、そして位置関係による音の干渉があると言う事で一つだけを調整すれば良いと言う事では有りません。
まぁ、それを調整しないと演奏者が本番の状況で自己判断を誤ってしまうので手抜きはできませんね。

そして最後に音のバランス。
バランスは非常に難しいです、良く完全にバランスが取れていれば音量を変えてもバランスは変らないと言いますが、実際は音の干渉から変わるんです。
なので音圧をあげた状態で取らないといけませんが、お客様の居ない状態で音圧をあげると単純に煩い感じで音楽的じゃ無くなってしまいます。
なのでリハでは本番を想定した音圧を考えながら、リハ時に納得のいく状況を作らなければなりません。

とまぁ、こんな事を良くやってます。