高山病の薬(グリコラミン) | 旅とクスリ

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旅行中は日常とはまた違った視点での健康管理が必要になります。それが旅行医学です。
海外旅行に持っていく薬、海外での薬の買い方、日本と海外の薬の違い、感染症などについて少しずつ書いていこうと思います。

$旅とクスリ-グリコラミン


グリコラミンについては日本語の資料が少なく、私自身もネットの個人ブログ等を読んだ程度の知識しかないので参考程度に。
グリコラミンについて載っているサイトは見つけたのですが、公式サイトではないので必ず現物の添付文書を参考にしてください。

以下はPharmawikiより

・主成分は呼吸興奮薬の「ニケタミド」
・スイスでのみ販売?


以下の人は服用できません。

過敏症
てんかん
ポルフィリン症
高血圧
小児および青年(16歳未満)
妊娠と授乳
糖尿病


用法・容量
16歳以上の成人および青年:1回1個 1日10個まで。

副作用
通常量では特に無し。
過容量で吐き気、嘔吐、紅潮、かゆみ、くしゃみ、発汗、不安、振戦、痙攣、興奮、頻脈、高血圧、不整脈。

日本国内はおろか、ヨーロッパでもスイス以外では入手は難しいようです。ただしスイスでは医師の処方せんは必要なく、薬局で簡単に買えるようです。
飲み方についてはドイツ語?のホームページには「1日10個まで」、と書いてあるような気はしますが、保証はできませんので購入店で必ず確認してください。

PS
グリコラミンの主成分であるニケタミドがドーピング薬物に当たるという記事がありました