ナット・キング・コールのヒット曲ルート66は走ってみたい道でした。学会仲間2人を乗せてセントルイスからイリノイ大学のあるシャンペーンまで車で移動しました。一番早いのはI-70Eを東に走り,I-57Nに乗り換え北上してシャンペーンに行くルートです。今回はわずかに遠回りになるI-55N+I-72Eを使いました。イリノイ大学の訪問先の教授にも,前者の方が早いのに,と言われました。ただ,最初に書いたルート66を走ってみたかったので後者で行きました。I-55のホワイトシティーのインターチェンジでIL-138(イリノイ州道138号)を1 km程走るとオールド・ルート66に交差します。シカゴ-ロサンゼルス間の昔のメイン道路だったそうなので今のフリーウェイを想像していました。しかし,意外と狭くて驚きました。言ってみれば農道という感じです。昔は車もそんなに多くなかったのでそれで十分だったのでしょう。現地でルート66のパンフレットを手に入れました。それによると,ルート66は何本も走っているとのことでした。それぞれのルートには何年から何年と記されていました。さすがアメリカは広いです。作った道路が古くなって劣化してくると修理をするのではなく,別に道を作ってしまっていたのです。