早くも4日目最終日となりました。やはりこだわりでプレシデオの砦に行きます。BARTのデイリーシティーを降りると,#28Rのバスが丁度出る所で,飛び乗りました。例によってCA-1を通って北上しました。一般道に入ってから渋滞が始まりました。この時,おなかの調子が悪く,最悪の場合ガソリンスタンドの所で下ろしてもらうつもりでいました。この道にはいくつもガソリンスタンドがある記憶がありました。バスの進みは恐ろしく遅かったです。ゴールデンゲートパークを過ぎても渋滞は収まりません。しかし,プレシデオパークが見えると,パーク内は流れているように見えました。同じ交通量でも,パーク内はフリーウェイなので,速度が増し渋滞が解消されているのでしょう。

 ところが,プレシデオパークの手前で右折してしまいました。変だと思い運転手に,「ゴールデンゲートブリッジには行かないのか」と尋ねました。「行かない」とのこと。「このバスは#28Rだよ。レギュラーの#28に乗らなければ行けない」と説明されました。後ろにRが付いているのはRapidの略で,停留所を飛んで走るだけと思い込んでいました。しかし,下調べの時のことを思い出しました。#28Rは途中で右折してすぐに終点になるということをです。運転手は「次のバス停で降り,反対向きの#1に乗ってさっきの曲がったところまで戻り,レギュラーの#28に乗りなさい」と教えてくれました。このバスは,この後,道路端の待機所に入っていきました。

 反対向きのバスに乗るため,道路の反対側に移動しバスを待っていると,#1ではなく#28Rがやってきました。これでも戻れるはずなので乗り込みました。そして,間違えてここまで来てしまった経緯を運転手に説明し始める(逆向きのバスに同じ乗車券で乗れるか分からなかったので)と,運転手が「俺だよ」と告げました。確認するとさっきの運転手でした(このことは後でも思い出し笑いしてしまいます)。さっきのバスが待機所に入った後,折り返し運行を始めたのでした。そして,来る時曲がってしまったところの交差点手前で丁寧に教えてくれました。「このバスが左折したところのバス停で降りて,そこの(指差し)停留所から乗るとよい。そこだよ!」としつこいくらい説明してくれました。私は「Perfectlyにわかりました」と伝えました。