ロスアンゼルス→ニューオリンズ便でも見えたぺリス貯水池です。人口湖で、中島があり、貯水と共にレジャー施設ともなっているところです。行きは写真の向こう側から見た景色でした。今回は逆になっています。ということは、行きはこの湖の南側を飛び、帰りは北側を飛んでいるということです。行き帰りずれたコースを飛んでいます。衝突を回避するため、行きと帰りの高度が異なるということはよく聞きます。緊急の時、高度を落とすことが行われますが行き帰りが同じコースだったら正面衝突の恐れがあります。
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ニューオリンズ空港はこの湿地に面して存在します。そのため、ここはもう着陸寸前です。見えているのはラブランチ湿地です。左右に走っているのはI-10です。昔は淡水の湿地でしたが、I-10の建設の弊害でポンチャートレーン湖の塩水が流れ込み、湿地の生態系を壊してしまったとのことです。また以前はここからポンプで水を抜いて農地にする試みも行われていたそうです。しかし、ハリケーンにより堤防が決壊して失敗に終わったとのことです。現在また元に戻す事業が起こっているそうです。
ニューオリンズ空港(ルイアームストロングニューオリンズ空港)まで20 kmくらいとなり、着陸態勢に入っています。ニューオリンズが面しているポンチャートレーン湖が見えてきました。この時はあのハリケーン・カトリーナから2年半経っていましたが、町の隅々にがれきが積まれていました。ショッピングモールのフードコートで食事をしようと、カーナビで何か所か行ってみましたが、建物は消えたままになっていました。ホテル従業員に「どこで食事ができる?」と訊くと、ポンチャートレーン湖の対岸に行った方が良いと言われました。そこまではギネスブックに載っている、世界一長い橋が架かっていました。橋の長さは40 kmもあり、橋故景色が単調で眠くなりました。湖面は海の波の様でした。
[90°54'24.61"W, 30° 9'34.03"N]
塩田のように見えるのはモザイク社のリン石膏堆積場のようです。リン酸肥料を作るのにリン鉱石を硫酸で処理すると、副産物としてリン石膏が生成します。これは水と混ぜてスラリー状にしてパイプラインでここに積み上げられるそうです。この地帯はこの工場を含めて「がんの小道」と呼ばれ、環境汚染が激しく、また、ここの住民が差別される環境人種差別としても大きな問題になっているようです。
[31°39'48.1"N 103°31'50.5"W]
道路が通っていて分岐した先がちょっと広くなっている、アリの巣のような景色が見えました。こんな風に家があって、そこに引き込んだ道が引いてあるのかと思っていました。この先には広くなっている部分が碁盤目状に並んでいるところもありました。調べてみるとこれは石油採掘施設だということでした。平地では碁盤目状に採掘櫓があって、そこへのアクセスのため、道路が整然と敷かれています。写真のような、ランダムな配置のあるところは起伏の激しい場所の様でした。手前に蛇行した川が見えます。ペイコス川です。この特徴的な流れからこの場所を特定できました。
大規模なピポット灌漑農地とそれに面した白い領域が見えました。この白い領域はソルトベイシンと呼ばれます。ここにはすごい過去があります。この地帯がメキシコ領だった頃、エルパソ近郊やメキシコ側の住民にとって、この塩は肉の保存や家畜の飼料として欠くことのできないものでした。ところが、アメリカ領になった時、ハワードと言う政治家が中心となって、法律の隙間を突いてこの塩の所有権を登記し、金をとるようになったそうです。それに困った住民との間で武力衝突となったそうです。これが1877年に起こったサン・エリザリオ塩戦争だそうです。現在は国立公園となっています。
[32°14'09.4"N 106°45'41.8"W]
現在のGoogle Mapを見ると、この白い領域は“ホワイトサンズ国定記念物”となっていますが、2019年12月にホワイトサンズ国立公園に昇格されたとのことです。アラバスターと呼ばれる結晶からできている砂丘です。砂丘を滑り降りるソリ遊びが盛んで、子供から大人まで楽しめるようです。画面奥の方にホワイトサンズミサイル実験場があるそうで、公園内の道路が一時的に閉鎖されるようです。
[33°11'22.2"N 110°29'08.2"W]
フェニックスから200 kmくらい東に飛んだところです。貯水池が見えます。サンカルロス貯水池です。この辺りはサンカルロスアパッチやピーマ族などの先住民が住んでいる地域です。そこに白人が入植してきて上流のヒラ川の水を使ったため、先住民の農場が渇水となり深刻な飢餓が発生したとのことです。そこで、ヒラ川をせき止め貯水池を造ったそうです。その水は協定で先住民と入植者とで50/50で分け合うようになったそうです。
[33°08'58.0"N 110°59'14.0"W]
フェニックスから50マイルほど進んだところでこんな景色がありました。レイ鉱山という北米最大級の銅鉱山だそうです。湖に見えた青い部分は廃棄物を貯める尾鉱(びこう)堆積池です。尾鉱とは金属をとった搾りかすのことです。環境汚染には十分な対策をしているとのことですが、長い目で見ると微妙な問題です。ここは露天掘りの鉱山なので、拡大してみると掘り進める渦巻き状の通り道が見えます。
手前の川はヒラ川と言います。ニューメキシコ州西部のモゴヨン山脈から流れを発し、カリフォルニア湾近くでコロラド川に流れ込みます。しかし、途中で農業用水として水が使われるので、コロラド川に流れ込む頃には水はほとんどなくなるそうです(そうなると“流れ込む”とは言わないかも知れませんが)
[33°15'18.2"N 111°57'40.2"W]
フェニックスの中心部を通り過ぎた郊外チャンドラー辺りです。左下に大きなトラック状の池があります。その他にもいろいろな施設があるようです。ここはファイアバードモータースポーツパークです。各種ドラッグレース場となっています。ドラッグレースとは爆音をあげた車がスリップさせながら走るレースです。日本の公道で迷惑行為をしているような走り方です。こういう施設でやってくれれば良いのですが。トラック状の池は、水上のボートによるドラッグレースを行っているところです。









