北海道って、海道? 道?
東海道五十三次などでも知られている東海道。
北と東の違いだけで、使い方が違う。
~自由研究~
現在東海道と言うと、江戸時代の五街道の1つになっている。
古代東海道は、道と地域区画の分かれ、今とは違っている。
律令時代には五畿七道と言う、行政区画に分かれていた。
五畿は道で、七道は区画。
(五畿)和泉・河内・摂津・大和・山城
(七道)東海道・西海道・南海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道
あれ?東・西・南があるのに北海道が無い!!
江戸から東西へ行く道が作られているのだ。
徳川家康の頃、軍道路としても道が必要だった。
当時手薄だった北海道までは道はいらなかったのだ。
その頃はまだ北海道では無かった。
北海道の元の名前は「蝦夷地(蝦夷ヶ島)」
蝦夷地は、「異民族の住む地」と言う意味。
松浦武四郎(探検家)が”ほっかいどう”と名付けた。「北加伊道」
加伊とは、アイヌ語で人間の意味ななんだって
さ。
明治2年(1869)北海道になった。
北海道は後から名付けられたし、北加伊道は北の大地に住む人の国の意味だった。
東海道などの使い方とはまた別なので、五畿七道には入らない。
と言う結果になった。